札幌の平岡公園は、毎年1,200本の梅が5月になると一斉に咲く公園として、札幌では知らない者がいないほど有名な公園です。毎年「ひらおか梅まつり」が行われていますが、2020年は中止になりました。
広さ66.4ヘクタールの公園には、野球場、パークゴルフ場、ゲートボール場、テニスコートなどのスポーツ施設の他に、山林、湿地、池、はらっぱなどでは自然観察ができる散策路があります。
今まで10回くらい行ったことがあるんですが、全部回ったことがないくらい広い公園です。公園の種別としては、総合公園になるそうです。
平岡公園の様子
先日、ウォーキングをするために平岡公園へ行ってきました。
梅林を抜けて湿地エリアの木道を進みます。木のトンネルが日光を遮ってくれるので歩いていても暑さは感じません。歩いていても爽やかで気持ちいいです。
あっ、そうそう、ここの木道にたどり着く前の雑木林にシャクナゲの花が咲いていました。笹の葉だらけの場所にポツンと咲いていたので、もしかしたら勝手に生えていたとか? とてもワイルドな趣で感動しました。
この湿地帯は人工の湿地で、専門家や地域のボランティアが昔の「石狩川流域にごく一般的にあった湿地」を再現しているそうです。
ウォーキングをしながら、ふむふむ…昔はこんな感じだったのかと思いながら黙々と歩きます。しばらく歩くと、羊でもいるのかなという風景に出くわしました。
左側を見ると、
はらっぱです。誰もいなかったらゴロゴロと転がりたい衝動にかられましたが、写真右側奥には、家族でくつろぐ一家がいましたのでぐっとこらえましたw
違う角度から、もう一枚!
「スマホを芝生の上に置いて写すと、なんか高校球児の夏とか、サッカーやラグビー選手の青春ぽく見えるんだよ~W」と言いながら息子が写真を撮っていたので、私も真似して写してみました。
競馬場で馬が駆け抜けていく風景もありかな…。勝手に想像して楽しんでおります。
はらっぱに別れを告げて、さらに進むと再び湿地の木道になります。
木道は歩きやすいので、どんどん進めます。
平岡公園にカナヘビがいた!
しばらく歩くと木道もおしまいになるところで、急に息子が歩くのをやめて足元のすぐ近くの左側をガン見しています。
私「何してるの?」
息子「ん?もしかして…。」
私「何?」
息子「カナヘビだ!」
私「ヘビ?! ぎゃー!」
慌ててその場から逃げる私に「カナヘビって名前だけど、ヘビじゃないよ。トカゲだよ。」と言いながら、さらにのぞき込んでうれしそうにしてるんです。
息子「どうしよっかな~、家で飼おうかな。かわいいなー。」
私「やめてー!!」
もう必死に止めました。
この写真、どう見てもヘビにしか見えないですよね。手が見えてるのでかろうじてトカゲなんだろうと納得がいきます。17cmくらいあったかと思います。
カナヘビは正確には、爬虫綱有鱗目カナヘビ科カナヘビ属のトカゲだそうです。私は、この時までカナヘビという名前の生き物がいるとは思っていませんでした。
やっぱり、ヘビに見えてしまいますね。でもよく見ると、目がちょっとかわいいのが意外です。
場所は?
〒004-0875 北海道札幌市清田区平岡5条6丁目9−10
TEL:011‐881‐7924