北海道の7月はラベンダーが見頃です。
ラベンダーの発祥というと、富良野を思い浮かべる方が多いかと思いますが、実は富良野ではないんです。ラベンダー発祥の地は札幌市南区南沢なんです。
中富良野「ファーム富田」の記事はこちら↓↓↓
こちらは、札幌市南区南沢の札幌南沢神社にあるラベンダー発祥の地の記念碑です。
1937年に曽田香料の曽田政治が南フランスのラベンダーの種子を入手し、3年間の試験植栽を経て1940年に札幌市南区南沢に植栽しました。
試験植栽は、南沢の他に倉敷、千葉、北見でも行われましたが、一番栽培に適していたのが南沢だったそうです。
1942年、日本で初めて蒸留によるラベンダーオイル抽出に成功し、その後、香料原料としての栽培を本格的に始めました。1958年からは、上富良野の農場に栽培を委託しています。
栽培のピークは1955年~1965年頃でしたが、安い合成香料が出回るようになるとラベンダー栽培は衰退して行きました。
1972年、およそ30年間で南沢のラベンダー栽培は幕を閉じることとなりました。
当時、ラベンダー栽培がされていた場所が、この札幌南沢神社のあたりです。
周りは住宅街になってしまったので、当時の面影は神社のラベンダーと記念碑のみです。
ラベンダーの向こう側が神社です。
こじんまりとした神社です。
場所はこちら