今から3年前に見た不思議な夢のお話をします。
ちょうど3年前は、私の母が亡くなった時期で、夢を見たのは葬儀も終わりひと段落した頃です。実家から自宅に戻り、暫くぶりにまともな時間に就寝できた日でした。
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山々に囲まれた湖
夢の中で私は暗闇の中を歩いていました。その先にドアがあるので扉を開き、とある場所に出ました。
そこは、湖の周りがすり鉢状になっていて一番底に湖がある場所でした。私がやって来たのは、すり鉢状になっている場所の一番上、縁の辺りにドアがあってそこからやって来たようです。
夕方なのか少し薄暗い雰囲気で、すり鉢状になっている土地は枯れた芝生が一面に広がっていました。
湖に向かうスロープ状の歩道があり、歩いて湖に向かうことにしました。
湖の管理人 はディーン・フジオカだった
2、3歩進んだところで、湖のほとりにある小さな管理棟のような建物から、一人の男性が出てきました。黒い帽子、黒いスーツ、英国の執事のような雰囲気でゆっくりと私の方に近づいてきます。
「私に何か用事があるんだな。」
すぐにそう思いました。
私の他に数名ここにやって来た人が歩いているけど、その人たちには用はないようです。
どんどん近づき私の前で立ち止まりました。
顔をよく見るとディーン・フジオカでしたW なんでディーン・フジオカ?
外側はおディーン様だけど、中身は違う人のような気がします。誰かわかりませんが、おディーン様に変身して私の前に現れているように見えました。
本当は、とても怖い姿かたちをしているから、おディーン様の姿で?
もしかして、私に配慮してくれているのか。優しいじゃん!
誠実なお人柄のディーン様
そして真面目な様子で私に話しかけてきました。
NHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」の五代様を演じていた時のような誠実な話し方です。
「あなたは、ここに来てはいけない人です。すぐにお帰りください。」
「………?」
「もう一度言います。あなたは、ここに来てはいけない人なんです。すぐにお帰りください。」
「…あっ、はい。わかりました…。」
真剣に話してくれているのに、ダメだというものを無理して行こうとは思いません。そもそも、ここに来ようと思ってきたわけじゃないし、気が付くとここにいただけです。なので、すぐにUターンして今来たドアのところまで戻りました。
おディーン様は、私が確実に戻れるように後ろからついて来てくれました。悪く言えば、きちんと戻るのかどうかの監視ですね。そんな印象を受けました。
ドアの前に到着して、最後にもう一度ここの風景を見ておこうと思って振り返ると、湖に白黒の虹がかかっておりました。まるで葬式の故人の遺影を飾るリボンのように見えました。
多分ここは、亡くなった人が立ち寄る場所なんだなと思いました。
三途の川ではないけれど、湖に近づいてしまうとあの世に行ってしまい戻れなくなっていたかもしれません。
母が亡くなったばかりなので、潜在意識の中で母に会いたいと思っていたんですね…。夢だけどホントに来てはいけない場所だったんだなーと思いました。
最後に
あの世に行ってしまうかもしれないところを助けてくれたディーン・フジオカに感謝しなければなりませんw
普通このような場合、亡くなったおじいちゃんとか親族の誰かが、忠告してくれるんじゃ…。
その頃の私は、ディーン・フジオカにはまったく興味がなかったので不思議です。
おディーン様に変身した湖の管理人にひとこと言いたい!
玉木宏に変身して欲しかったんだけど。リサーチが足りないぞ!