皆さん、森中審(もりなか・しげる)さんという方をご存じでしょうか。
競馬好きの方は「ああ、あの珍競走馬名で有名な馬主さんね」とピンとくるかもしれません。
光証券株式会社の前代表取締役会長で、現在、中央競馬と地方競馬の馬主さんです。競走馬に変わった名前を付けることで有名な方です。
多くの馬を所有しており、1995年頃から一部例外があるものの毎年テーマを設けて、それに沿った名前の付け方をしているのです。
自分の名前「シゲル」を冠名にしたシゲル+○○○○という名づけ方が特徴で、○○○○の部分にその年のテーマにちなんだ言葉を入れています。
例えば、植物がテーマの年だとしたらシゲルチューリップとかシゲルタンポポといった感じで名前を付けていきます。
今回は、森中審さん所有の競走馬名についてご紹介したいと思います。
なお、令和3年9月13日現在、日本中央競馬会(JRA)の現役競走馬として登録されている馬に限定してお伝えいたします。ご覧になっている時期によっては、すでに抹消となっている場合もございますのでご承知ください。
- 2013年産・魚シリーズ
- 2014年産・動物シリーズ
- 2015年・野菜シリーズ
- 2016年・宝石シリーズ
- 2017年・星シリーズ
- 2918年・役職シリーズ
- 2019年・動物・酒シリーズ
- 2021年3月以降の登録馬
- 最後に
他の記事は、こちらから↓↓↓↓↓↓↓
【競走馬名】面白い名前・変わった名前の競走馬50選!+α - 搾りたて生アキロッソ
2013年産・魚シリーズ
過去には、カジキ、カツオ、オニオコゼなどが登録されていました。
この年の最後の魚シリーズ「シゲルロウニンアジ」は、2021年9月に登録抹消となりました。
2014年産・動物シリーズ
過去には、オカピ、ゴリラ、ドラネコ、ナマケモノ、ボスザル、マントヒヒ、ラッコなどがあったようです。馬なのにシゲルドラネコとかシゲルゴリラは、「馬にそんな名前つけていいんかい?」という気持ちになってしまいます。
最後の登録馬だった「シゲルベンガルトラ」は、2021年7月に登録抹消となりました。
2015年・野菜シリーズ
- シゲルシイタケ
- シゲルピーマン
野菜シリーズの現役は、この2頭です。
シゲルシイタケ、シゲルピーマン…、なんか軽い名前ですね。過去には、ラッキョウ、ゴボウ、ハクサイ、ナスビ、クロマメ、アサツキなどがありました。
2016年・宝石シリーズ
- シゲルアメジスト→2021年4月登録抹消
- シゲルスピネル
- シゲルヒカルダイヤ
- シゲルピンクダイヤ
- シゲルルビー→2021年5月登録抹消
野菜や動物シリーズよりマシなのかなと思います。
過去には、ガーネット、キャッツアイ、シゲルキラキラ、シゲルピカピカといった名前もありました。
2017年・星シリーズ
- シゲルオトメザ
- シゲルカセイ
- シゲルガラテア→2021年3月登録抹消
- シゲルキンセイ
- シゲルタイタン
- シゲルチキュウ
- シゲルミカヅキ→2021年4月登録抹消
- シゲルミズガメザ→2021年5月登録抹消
- シゲルメイオウセイ
星シリーズは、シゲルタイタンがまあまあかっこいいかなと思います笑
過去には、リュウセイ、ミョウジョウ、ギンガなどがいました。現在は登録抹消になっています。
2918年・役職シリーズ
- シゲルアスリート→2021年6月登録抹消
- シゲルオテンバ
- シゲルオリンピア→2021年3月登録抹消
- シゲルカイチョウ→2021年6月登録抹消
- シゲルカチョウ
- シゲルカチョウホサ→2021年6月登録抹消
- シゲルカナロア→2021年3月登録抹消
- シゲルカミナリ→2021年8月登録抹消
- シゲルカンリショク→2021年5月登録抹消
- シゲルサンヨ→2021年6月登録抹消
- シゲルシャイン→2021年9月登録抹消
- シゲルシュニン→2021年4月登録抹消
- シゲルジチョウ→2021年5月登録抹消
- シゲルセンム
- シゲルソウサイ
- シゲルダイナミック
- シゲルデカスロン→2021年7月登録抹消
- シゲルトウドリ→2021年5月登録抹消
- シゲルバクハツ
- シゲルヒラシャイン→2021年6月登録抹消
- シゲルヒラトリ
- シゲルビンジャー→2021年3月登録抹消
- シゲルビーナス→2021年4月登録抹消
- シゲルピンクルビー
- シゲルブイン→2021年5月登録抹消
- シゲルブチョウ→2021年6月登録抹消
- シゲルホサヤク
- シゲルホンブチョウ
- シゲルメダリスト
- シゲルモクセイ
- シゲルヤクイン→2021年7月登録抹消
- シゲルリジ
- シゲルリジチョウ→2021年5月登録抹消
- シゲルワルツ→2021年3月登録抹消
シゲルシャインやシゲルブチョウ、シゲルシュニンの姿を見たかったのですが、退職してしまいました(笑) JRAでは見ることはできませんが、地方競馬場に登録して頑張る競走馬も多いので応援したいところです。
役職シリーズの、アスリート、オリンピア、メダリストは、ひょっとして2018年は平昌で冬季オリンピックがあったからでしょうか。
2019年・動物・酒シリーズ
- シゲルアライグマ
- シゲルアリババ
- シゲルイザヨイ
- シゲルイワイザケ
- シゲルオオカミ
- シゲルオトヒメ
- シゲルカピバラ
- シゲルカンガルー
- シゲルキリン
- シゲルクジラ
- シゲルサカモリ
- シゲルサメ
- シゲルジンベエザメ
- シゲルスイレン→2021年3月登録抹消
- シゲルスカンク→2021年6月登録抹消
- シゲルタヌキ
- シゲルチータ
- シゲルツキミザケ
- シゲルツル
- シゲルデビル
- シゲルトビウオ
- シゲルトラ
- シゲルハナノレン
- シゲルハナミザケ
- シゲルハナミズキ
- シゲルハンマー
- シゲルヒバリ
- シゲルフカ
- シゲルブリ
- シゲルプレミアム
- シゲルペガサス
- シゲルボス
- シゲルマグロ
- シゲルマンカイ
- シゲルヤマザクラ
- シゲルユキミザケ
- シゲルローズ
- シゲルローズマリー
再び動物シリーズが復活です。なんといってもシゲルスカンクが目を引きますが、2021年6月に登録抹消になりました。
タヌキやカピバラも笑いを誘ってしまいます。馬らしくなくて脱力してしまいますね。
あとお酒シリーズでは、ツキミザケ、ハナミザケ、ハナノレンなどが目立っています。
それにしても、シゲルハンマーって何ですかね…。 意味不明です笑
まあ、競走馬名が意味不明なのが当たり前の競馬界ですからね。いまさら驚きませんけど…笑
2021年3月以降の登録馬
2021年9月に確認したところ、ニューフェイスが増えていました。
これは、シリーズ化できないですね(笑)
最後に
子供の頃から、競馬界の馬には変な名前が多いなと思っていました。きっと、なにか深い意味があるんだろうくらいに思っていたんですがね…。実際調べてみると、そのまんまで深い意味なんかなかったケースが多いこと多いこと…笑
それはそれで面白いからいいんですが、馬の気持ちになったらちょっと気の毒だなと思う名前もチラホラありました。
これからも、時々、馬の名前を追いかけていきたいと思います。