皆さん、こんにちは!
ウサピリカです。
先週の日曜日は、久々のドライブに出かけました。
目的地は、白老のインクラの滝。
日本の滝100選にも選ばれている落差44mの滝です。
白老と言えば、アイヌ文化に触れることができるウポポイ(民族共生象徴空間)もありますが、事前予約が必要なため今回はパス。
途中、支笏湖を通りながら向かいます。
支笏湖
湖畔沿いの道路からの眺め。
右の山は恵庭岳。
この日は朝から天気にも恵まれ、ドライブ日和です。
恵庭岳から左側に少し離れたところに風不死岳。
その隣には、山の上に溶岩ドームがある樽前山があります。
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と、スイッチみたいに押してみたくなりますね。(笑)
そんなアホなことを考えながら、さらに車を走らせます。
白老から林道へ
国道36号線、白老から山に向けて10Km以上の林道を車で走ります。道路は舗装されていないし、他の車とすれ違うのが大変な場所もありました。
↑ここは少し広めの道。
車を走らせると土埃が舞い上がり、後続の車はその中を走ります。私の車も埃だらけになり、帰りに洗車して帰らなければなりませんでした😓
さぁ、どんどん奥へ向かいますよ。
インクラの滝 駐車場に到着
駐車場は6台くらい停められそうです。
展望台が駐車場にあるので登ってみたところ、遠くに小さくインクラの滝が見えました。その手前には小さなダムもあります。
昔、この場所で切り出した木材を運ぶため、傾斜面にレールを敷き動力で台車を動かして運んでいました。
この設備をインクライン設備と言います。
この設備名から、いつしかインクラの滝と呼ばれるようになったようです。
ここから、650m先の見晴らし台まで歩きます。
では、出発です。
インクラの滝・遊歩道
まず手前にある小さなダムに向います。
歩いて5分くらいでしょうか、すぐに着きました。
滝から流れてくる川に小さなダムがありました。
その横から更に遊歩道が奥へと続きます。
落石が多く立ち入り禁止区域を避けるために、川を二回渡らなければなりませんでした。橋はないので、川に置いてある石の上をぴょんぴょん飛び移りながらの川渡りです。
この地域は、熊がよく出没するようです。春は冬眠から覚めたばかりで、お腹を空かせているため狂暴になっているかもしれません。
そういえば数日前、厚岸町で夫婦が山菜取りに行き、ヒグマに襲われたというニュースを見たばかりです。悲鳴が聞こえたため妻が振り返ると、夫がヒグマともみ合いになっていたそうです。残念ながら亡くなってしまいましたが…。
大きなクマよけの鈴が、所々、木にぶら下がっています。
ここを通る人は、そのクマよけの鈴を鳴らして通ります
大きな鈴を見て、怖さ倍増です。
Σ(゚∀゚ノ)ノキャー
は、はやく見晴らし台に到着して引き返さないと…(^^;)
ここにいるのは、私たち家族の他に、少し遅れてやって来る一家族だけです。すれ違う人もいません。
ちょっと、寂しくてコワイんですけど🥶
なので、大きなカウベルのような鈴をカンカンカンと、乱れ打ちしました(笑)
ここでクマに襲われても人がいないから、誰にも助けてもらえないぞ!
急げ、急ぐのだー!
気持ちが焦ります。
見晴らし台に到着
途中、ヒグマが怖くて何度か引き返そうかと思いましたが、目の前にやっと階段が見えてきました。最後の力を振りしぼって登りましたね。
やっと、着いた見晴らし台。
離れたところからですが、見えましたよ!
近くから見られないのが残念ですが…。
初めて見るインクラの滝は、ヒグマの恐怖に震えながらのものとなりました。
3分もいませんでしたね。
怖くてすぐに、駐車場へ戻りました。
行楽シーズンになると、見に来る人が増えて恐怖感も薄らぎそうですかね。
以上、ウサピリカでした。
場所