【令和4年5月10日更新】
皆さん、こんにちは! ウサピリカです。
面白い名前の競走馬シリーズ、今回は川崎競馬です。
前回、川崎競馬編として2回(①~②)に分けてお伝えした記事を1つにまとめました。
川崎競馬には、令和4年5月4日現在794頭の競走馬が登録されています。現役で登録されている中から面白い競走馬の名前を調べてみたところ、なんと29頭もいました。(令和4年5月4日現在調べ)
さて、どんな名前があるのでしょうか。さっそく見ていきましょう!
- アンタノムスメ
- イダテン
- イチリュウマンバイ
- オオゴショ
- オリコウキング
- カミニート
- キミニアイタイ
- クラムチャウダー
- サーファーガール
- シナノゴールド
- ソウマトウ
- タンレイ
- ダダダン
- デスヨネ
- ドキドキボーイ
- ドンブラコ
- ナンノコレシキ
- ニャンニャン
- ニンジャゴー
- ハニーフラッシュ
- ハルバルキタゼ
- バクハツ
- ヒヨコマメ
- フワトロ
- ベストマッチョ
- ベツセタイ
- メンタイマヨ
- レディオガガ
- レマンコ
- 登録抹消の競走馬
- 最後に
アンタノムスメ
【父】スマートファルコン
【母】ハクシュウベリー
【生年月日】2019年4月29日
【性別・毛色】牝・鹿毛
【馬主】飯沼 賢児
自分に身に覚えのない子供を「あんたの娘!」と言われてドキッとするシーンを想像してしまいます。
種牡馬はそんなこと言われても分からないと思いますが…。
イダテン
【父】タニノギムレット
【母】オープンシャッセ
【生年月日】2015年5月30日
【性別・毛色】牡・黒鹿毛
【馬主】藤元 厚雄
足の速い人に例えていう韋駄天ですね。
競走馬にはふさわしい名前だと思います。日本中央競馬会(JRA)にも過去に韋駄天という名前の競走馬がいましたが、2004年12月に登録抹消になっています。
イチリュウマンバイ
【父】ロードカナロア
【母】ネヴァーハーツ
【生年月日】 2017年4月16日
【性別・毛色】牡・鹿毛
【馬主】廣崎 双葉
一粒万倍は、たった一粒の籾でも撒いて育てると、万倍の籾が実る稲穂になることから、初めは小さなことでも、後で万倍の幸運となってやって来ることを言います。
馬主さんの馬にかけたお金が万倍になって帰ってくるといいですね。
あっ、もちろん馬券も万倍になってくれるとうれしいですけど。そんな思いが込められているなら、とても良い名前だと思いますよ。
オオゴショ
【父】プリサイスエンド
【母】ガスター
【生年月日】2018年2月17日
【性別・毛色】牡・鹿毛
【馬主】(有)住宅データ
大御所というと、演歌を歌う北島三郎さんとか村田英雄さんを想像してしまいます(笑) 登場するだけで存在感があり強そうな名前だと思います。
この名前は、日本中央競馬会(JRA)で過去に別の馬にも使われていた名前で、 2003年5月に登録抹消となっています。
オリコウキング
【父】 ニシケンモノノフ
【母】ドルフィン
【生年月日】 2020年3月31日
【性別・毛色】牡・栗毛
【馬主】(有)森井ホームサービス
きっと、おりこうさんなんですね。期待に応えようと頑張ってくれそうです。
カミニート
【父】 ベルシャザール
【母】スーパーオアシス
【生年月日】2019年4月28日
【性別・毛色】牝・鹿毛
【馬主】小沼 一成
最初見た時は、神ニート✨だと思ったんです(笑) でも、スペイン語で別の意味があったんですね。
カミニートとは、スペイン語で小径を意味し、タンゴの楽曲にもカミニートというのがあるんです。多分こちらが名前の由来なのではないかと思いますが、もしかしたら、神ニート成分30%くらいの意味を込めて名付けているかも(笑)
キミニアイタイ
【父】ヴァンセンヌ
【母】セイシンアスリート
【生年月日】2018年3月5日
【性別・毛色】牡・鹿毛
【馬主】高橋 照比古
「君に逢い(会い)たい」という題名の曲、アニメ、小説が結構ありそうですが、名前の由来は、もっと別なところにあるような気がします。
クラムチャウダー
【父】ショウナンカンプ
【母】 ソリーソアンジェロ
【生年月日】2015年3月25日
【性別・毛色】牡・黒鹿毛
【馬主】二瓶 徹
美味しそうな名前です。クラムチャウダーならきっと馬体が白いのかなと思ったら、まさかの黒鹿毛です。馬主さんの好物だったりするのかな…。
サーファーガール
【父】メイショウボーラー
【母】クールモダン
【生年月日】 2018年4月7日
【性別・毛色】牝・栗毛
【馬主】檜森 高史
ビーチボーイズの曲「サーファーガール」が名前の由来でしょうか。それとも「波に乗る牝馬」ということで、レースの波に上手く乗ってくれるといいですね。
シナノゴールド
【父】 エスポワールシチー
【母】 エンジェルファタル
【生年月日】2020年4月30日
【性別・毛色】牡・栗毛
【馬主】小林 和義
これ、リンゴの品種じゃないですか? なんで、リンゴなんでしょう(笑)
ひょっとして、お馬さんの大好物なのかもしれませんね。シナノゴールドを食べて頑張ってほしいですね。
ソウマトウ
【父】トランセンド
【母】リシャールサーバー
【生年月日】2018年3月3日
【性別・毛色】牝・芦毛
【馬主】 酒井 孝敏
以前ほかの地方競馬で紹介したソウマトウです。現在、川崎競馬で頑張っているようですね。
馬だけに走馬灯なんでしょけど、どうしても突然死のイメージが付きまとうんですよね。そう思うのは私だけでしょうか。
タンレイ
【母】 サファーガ
【生年月日】2016年3月18日
【性別・毛色】牝 芦毛
【馬主】(株)リバティホースナヴィゲイト
お酒好きの人は、 「淡麗グリーンラベル」を想像すると思いますが違います(笑)
名前の由来は、端麗。容姿端麗の端麗ですね。整って美しいという意味で名付けています。決して淡麗グリーンラベルではありません。
2021年5月に日本中央競馬会(JRA)から登録抹消になっています。
ダダダン
【父】エスポワールシチー
【母】ジプシーダンサー
【生年月日】2019年5月31日
【性別・毛色】牡 鹿毛
【馬主】西森 鶴
脚をダダダンと踏み鳴らすのが好きなのでしょうか。そういえば昔、段田男(だんだだん)という演歌歌手がいたのを思い出しました。ちょっと、古かったですね。
デスヨネ
【父】クロフネ
【母】 ウインプラチナム
【生年月日】 2015年4月25日
【性別・毛色】牡・黒鹿毛
【馬主】佐久間 拓士
「あぃ、とぅぃまてぇーん!」でおなじみのお笑い芸人「ですよ」さんを思い出しました(笑)
そういえば昔、ランチで入った店で隣のテーブルのサラリーマン3人組の一人が、話の相槌を打つたびに「ですよね~。」を連発して、やたらうるさかった記憶があります。たまにならいいですが、連発は頭の悪い八方美人のように見えるのでやめた方がいいなと思いました(笑)
ドキドキボーイ
【父】トゥザワールド
【母】フューチャータイム
【生年月日】2018年4月5日
【性別・毛色】牡・鹿毛
【馬主】大典牧場(有)
出走前で、競走馬がドキドキしているんですね。なんだか初々しい感じがしてちょっとかわいい名前です。
ドンブラコ
【父】サウスヴィグラス
【母】システーナブルー
【生年月日】2018年4月19日
【性別・毛色】牝・黒鹿毛
【馬主】木村 恵理
ドンブラコといえばやっぱり桃太郎ですね。牡馬だと思ったら牝馬です。「ドンブラ子」っていうことなのでしょうかね。
ナンノコレシキ
【父】トゥザワールド
【母】ツヨイキモチ
【生年月日】2018年4月26日
【性別・毛色】牝・黒鹿毛
【馬主】田中 準市
名前の由来は「何のこれしき」だそうです。言葉通りそのままの意味でしたね。逆境にあっても頑張ってくれるといいですね。
ニャンニャン
【父】ディスクリートキャット
【母】エステル
【生年月日】2018年4月3日
【性別・毛色】牝・栗毛
【馬主】 大田 恭充
名前の由来は、「猫の鳴き声を表す擬音語。父名より連想」。父のディスクリートキャットにちなんでニャンニャンだったんですね。可愛い名前です。
ニンジャゴー
【父】ダイワメジャー
【母】クライウィズジョイ
【生年月日】2018年4月4日
【性別・毛色】牡・栗毛
【馬主】野村 茂雄
「忍者+行く」が名前の由来だそうです。これもそのままの意味でしたね。レース中、忍者のように後方からひらひたと迫ってきたら、怖がられる存在になれそうです。
ハニーフラッシュ
【父】ワールドエース
【母】イナズマチーター
【生年月日】2020年2月25日
【性別・毛色】牝・栗毛
【馬主】角谷 守正
ハニーフラッシュといえばキューティーハニーの変身シーンですね。「ハニーフラッシュ!」と叫びながら、服が破れていく様子を見ていた当時、「アニメでこんなシーンを放送してもいいのか。」と子供ながらに思ったものでした(笑)
ハルバルキタゼ
【父】ストロングリターン
【母】パルパルムツミ
【生年月日】2018年5月12日
【性別・毛色】セン・ 青鹿毛
【馬主】渡邉 敏道
はーるばる来たぜ函館へ~♬ということで北島三郎さんの「函館の女」が思い浮かびます。
バクハツ
【父】スマートファルコン
【母】ファニーストーリー
【生年月日】2015年2月21日
【性別・毛色】牡・ 栗毛
【馬主】八嶋 長久
名前の由来は爆発だそうです。爆発的なスピード、爆発的な人気…、様々な意味が込められているのでしょうか。
ヒヨコマメ
【父】グランプリボス
【母】ダノンラブリー
【生年月日】 2019年4月15日
【性別・毛色】牝・ 鹿毛
【馬主】三田 正眞
ひよこ豆。いびつだけどコロコロして可愛い豆です。牝馬らしい名前だと思います。
フワトロ
【父】ネオユニヴァース
【母】ツクバエルドラド
【生年月日】2015年3月29日
【性別・毛色】 牝・ 鹿毛
【馬主】佐久間 拓士
名前の由来は、「柔らかい様。フワフワでトロトロの略」です。フワトロのオムライスなんかを想像してしまいます。もし、馬の体がフワフワでトロトロなら触ってみたいですね(笑)
ベストマッチョ
【父】Macho Uno
【母】Encore
【生年月日】2013年2月10日
【性別・毛色】せん・黒鹿毛
【馬主】馬場 幸夫
名前の由来は、「最高の逞しさ」です。マッチョな牡馬だと思ったところ、なんと「せん馬(去勢済み)」でした。きっと気性が荒かったので去勢されたのでしょうか。
ベツセタイ
【父】ディープスカイ
【母】フィールドスピカ
【生年月日】 2018年2月28日
【性別・毛色】牝・鹿毛
【馬主】(同)JPN技研
もう、これって名前じゃないですよね(笑)
馬なのか馬主の話なのか。父馬・ディープスカイにとっては、あちこちに子供がいるので、どの仔馬も「ああ、君は別世帯の子ね。」という感覚なのかもしれません。実際、成長した馬を見て自分の子供だなんてわかるはずないと思うんです。
だから「アンタノムスメ」みたいな、面白い名前が出てくるのかもと思いました。
メンタイマヨ
【父】シニスターミニスター
【母】 チーズマヨ
【生年月日】2019年3月10日
【性別・毛色】牡・黒鹿毛
【馬主】程田 真司
メンタイマヨ、美味しそうな名前です。
母馬の名前がチーズマヨ 。親子揃ってのマヨラーです。
レディオガガ
【父】フリオーソ
【母】サトノガガ
【生年月日】2019年4月2日
【性別・毛色】牝・栗毛
【馬主】 飯田 正剛
クイーンの「レディオガガ」でしょうか。母馬の名前が「サトノガガ」でガガつながりでもあるんですね。
レマンコ
【父】ロージズインメイ
【母】 ケイワイデュラブ
【生年月日】 2015年5月11日
【性別・毛色】セン・栗毛
【馬主】酒井 孝敏
スイスのレマン湖です。なにも問題ありません。ノープロブレムです。
馬主の酒井孝敏さんは地名シリーズがお好きなようで、高知競馬場などで走っていた競走馬に「キンタマーニ」という馬がいました(現在は登録抹消)インドネシアの高原の名前であり、村の名前でもあります。
馬主さん、絶対狙って名付けているでしょう(笑)
競馬ファンの中では有名な話です。
登録抹消の競走馬
更新前まで載っていたアイノストーリー、カリューウコン、ビビリダマ、マンゴープリン、モチモチは登録抹消。
アンコロモチ、オレラノユメ、スナノオンナ、ミライヘノトビラは登録抹消後、他の地方競馬の登録となり頑張っています。
最後に
今回印象に残ったのは、アンタノムスメ、カミニート、ソウマトウ、ヒヨコマメでした。個人的には、カミニートがスペイン語の「小径」の意味ではなくて、日本語の「神ニート」であってほしいという思いがあります(笑)
ソウマトウは、ちょっと珍しい感じがする名前だと思いましたね。何となく幸薄そうなイメージしか湧いてきません。(ソウマトウ、ごめんよ…。)
そんなイメージを払拭できるくらい頑張ってくれると良いですね。
以上、ウサピリカでした。
日本中央競馬会(JRA)、他の地方競馬はこちらからどうぞ↓↓↓↓↓↓