皆さん、こんにちは!
ウサピリカです。
前回の記事、『長万部「駅弁かにめし本舗 かなや本店」に行ってきました。』の続編になります。
前回の記事はこちら↓↓↓↓↓↓↓
夫のカーナビ設定ミスで時間に余裕ができたため、素通りで終わるはずの洞爺湖にやって来ました。
今日は、北海道でも屈指のパワースポットとして知られる洞爺湖の中島に行ってきます。
洞爺湖の真ん中に浮かぶ4つの小島(大島、観音島、弁天島、饅頭島)をまとめて中島と言います。その中の一番大きい大島にこれから遊覧船で向かいます。
遊覧船の乗り方についてはこちらを参考にしてください。↓↓↓↓↓↓↓
観音島・弁天島について
温泉街にある湖畔の遊覧船乗り場から出発します。
出発から到着までは約30分ほどあれば着きます。
だんだん島が近づいてまいりました。最初に見えてきたのは観音島と弁天島です。この向こう側には、一番小さな饅頭島があります。
観音島には、円空作仏像聖観音像(レプリカ)が置かれています。
有珠山の寛文噴火の3年後、寛文6(1666)年に円空が有珠に入り、有珠山登山の後にこの仏像を観音島に奉納しました。昭和40年頃に盗難の被害に遭ったことから、現在は北海道伊達市の有珠善光寺が保存管理をしています。8月の祈願祭に本物の観音像が島に里帰りします。
観音島の反対側の湖水上には「中島の三重の塔」が建っていますが近寄ることができません。洞爺湖の発展と水難事故から守るをことを願って、白龍神が祀られています。
右手の弁天島には、芸術や財運にご利益がある弁財天がお祀りされています。こちらも毎年8月の祈願祭に弁財天が御開帳になります。
残念ながら、この3島には遊覧船では上陸することができません。
もし上陸するなら湖畔からモーターボートで行くしかありません💦
島を通過して大島に行きます。
大島に到着
大島には、お祭りされている神様がいるので、まずご挨拶します。
小さな鳥居をくぐって進むと、祠のような神社があります。
大黒殿となっていました。大黒様でしょうか。
こちらは、菅原道真公が祀られています。
で、こちらが何だったか忘れてしまいました…(笑)↓↓↓↓↓↓↓
御神木「ウンクル・セトナの桂の木」
【御神木の由来】
看板の説明によると、
湖のほとりに住むセトナ(女性)と愛しあっていたウンクル(男性)は、シャクシャインの誘いで国縫(くんぬい)での戦いに参加し、鉄砲で撃たれてしまいます。
セトナの元に戻ったウンクルは自分の死期を覚って湖に身を投げてしまいます。セトナも嘆き悲しみ彼の後を追い入水してしまいます。
その様子を見ていた、つがいの鴛鴦(おしどり)がウンクルの首飾りの玉とセトナの耳環を湖の中から探し出して中島のこの場所に埋めました。
すると翌年、その場所から2本の桂の木が芽を出し、やがてその桂は1本の木になり大きく成長しました。以来、コタンの人はウンクル・セトナの桂の木と呼ぶようになり縁結びの御神木として崇めるようになったそうです。
いざ、大平原へ
それでは、博物館で入山届けに記入してゲートを通過します。
大平原まで1.4kmと案内に書かれております。
今回、私たちが目指す場所です。
まあ、1.4Kmは楽勝ですね!
外国の映画に出てきそうな森林です。楽勝、楽勝…🎶
徐々に道に傾斜がついてきて、登るのが楽ではなくなってきました。ゼーハーゼーハ―言いながら休み休みです。まったく情けないですね。
(;´Д`)(;´Д`)
更に先は、もっと傾斜がキツくなって、私には写真を撮る余裕すらありませんでした💦
と言いながらも、これは写真を撮らねばいけません。
↓↓↓↓↓↓↓こちらは、風穴(ふうけつ)です。
所々に岩があり、その隙間から冷たい風が吹いて来ます。風穴(ふうけつ)といって、この日は30度を越える気温にも関わらず冷たい風が穴から出てくるのです。
地下から噴き出す大地のエネルギーには、きっとパワーが宿っているに違いありません。
自然のクーラーといってもいいですね。
涼しくて気持ちいいので、ずっとここにいたいけど大平原に早くたどり着きたいので、頑張って上を目指します。
大平原に到着
やっと到着しました。
いきなり開けた場所に出ました。ここが風水でいうところの 四神相(ししんそうおう)応の地相となっているんです。右と左に山があり真ん中のずっと奥には羊蹄山が見えますね。羊蹄山からここに良い気が流れているそうですよ。
時間があれば暫くとどまって、良い気を受けるのも悪くありませんが、帰りの遊覧船最終便に乗り遅れると大変なことになってしまいますので、ほどほどにして退散いたします。
湖畔に戻ります。
先ほど上陸した桟橋から遊覧船に乗ると私たちは3階に上がりました。
カモメが止まっています。
どうしてかなと思ったら、観光客が差し出すかっぱえびせんがお目当てでスタンバっているようです。
船が動き出して間もなく、あちこちからカモメが集まってきて遊覧船についてきます。
1階と2階にいる客たちが、かっぱえびせんを与えているようですね。カモメが入れ替わり立ち替わり前や後ろに飛びながらえびせんを貰っています。
あっ、横にやって来ました!
こんな近くで飛んでいるカモメは見たことがありません。
かっぱえびせんは、美味しいですか?
湖畔近くで、かっぱえびせんがバラ撒かれたようです。
一斉に湖で漁るカモメたち(笑)
帰りの遊覧船では、ずっとカモメを見ていたため時間が経つのを忘れてしまいました。それだけ楽しかったということでしょうか。あっという間に湖畔に到着しました。
中島には、エゾシカもいるんです。
上陸した時に見ることができるといいなと思っていましたが、願いはかないませんでした💦
今回は、湖畔の彫像で我慢しておきます(笑)
場所
以上、ウサピリカでした。