皆さん、こんにちは! ウサピリカです。
前回、前々回の続きです。
札幌から車でオロロンラインを北上し増毛町までやって来ました。
1回目では、レストハウス雄冬・川上でおススメの「まかない丼」、2回目では増毛町にある厳島神社をご紹介しました。
今回の3回目は、増毛駅、風待食堂(観光案内所)、国稀酒造、ありすこぅひぃ工房をご紹介したいと思います。
増毛駅
高倉健さん主演の「駅 STASION」のロケで使われた駅です。
現在は廃線になっています。建物の中は、売店と休憩用のテーブルと椅子が置かれており、多くの観光客がここを訪れます。売店内は非常に狭く、数名入ると一杯になってしまいます。たこザンギが人気のようですよ。
駐車場もあるので、ここを起点に観光する方が多いです。
風待食堂(観光案内所)
「駅 STATION」の中で登場した「風待食堂」のセットがそのまま残っています。現在は観光案内所になっており映画に関する写真やサインなどが飾られていました。
2年くらい前までは、このセットの中に入ることが出来たんですけど、今はできないようですね。健さんが座っていそうなレトロなカウンターで嬉々として写真を撮った覚えがあります。
映画好きな夫は、風待食堂内で写真を撮りまくっていました。
国稀酒造
暑寒別岳連峰の伏流水を汲むことができる水場を蔵の中に持っており、美味しいお酒が造られています。
昔に作られたお酒が所狭しと並んでいました。
この国稀酒造でも「駅 STASION」のロケがあったのですが、店ではなくて奥座敷での撮影だったようです。
映画に関する写真がたくさん展示されていました。
今は亡き高倉健さんを偲んで、写真の前にお花が飾られていました。
酒蔵の奥に進むと、なぜかこんなものが…。
試飲コーナーの近くにあった看板。左に進むと試飲コーナーです。
年代物のポスターを発見!
ザ・タイガースの皆さんお若いですね~。お肌がツルツルです。こんなお若姿を見るのは初めてのような気がします。
上から順に、沢田研二さん、岸部一徳さん、岸部シローさん、加橋かつみさん、森本太郎さんです。
ドクターXで岸部一徳さんが演じる神原名医紹介所の神原所長を思い出しましたね。ドラマの最後に、メロンと請求書を持って大門未知子の派遣先である病院へ行くシーンが好きでした。
樹木希林さんの「ジュリ~~!」も懐かしいですね。思い出してしまいました(笑)
ありすこぅひぃ工房
国稀酒造の近くにある倉庫にある「ありすこぅひぃ工房」。
この倉庫も国稀酒造のもので、かつて鰊漁をしていた時の船や道具を保管していた場所になります。(国稀の始まりは呉服店です。事業を拡大し鰊漁や酒造をするようになりました。)
倉庫の中には、当時の船がそのまま展示されていました。
ふわふわの台湾かき氷、アイスクリーム、ソフトクリーム、コーヒーなどが食べられます。
私が注文した増毛産梨のソースがかかったアイスクリームがめちゃくちゃ美味しかったです。クリームに粘り気とコクがあり、梨のソースがとてもマッチしていました。私の中では、かなり上位に来るアイスです。
ただ残念なことに、今年は9月26日で営業は終わってしまいました。4月~9月の限定営業のようです。
来年、また絶対に食べに来たいです。
すぐそばが海なので、ここで眺めながらまったりとアイスを食べる人もいます。晴れた日は気持ちがいいですよ。
旧商家丸一本間家
国稀酒造の旧本店で国指定の重要文化財です。国稀酒造から歩いて1分の場所にあります。
明治13年、ニシン漁による好景気が続き酒の需要が増えたため、現在の場所に酒蔵を作りました。平成13年に、それまでの「丸一本間」という屋号から現在の国稀酒造という名前に変えました。
私たちが行った時は、コロナの影響で入場が出来なかったです、通常は見学ができるようになっています。
最後に
ニシン漁で栄えた増毛町は、当時の面影そのままの建物が残っています。今日ご紹介した場所は、一カ所に車を停めてゆっくり歩きながら見られるところばかりです。派手な観光地ではありませんが、果物も海の幸も美味しい所です。晴れた日に海を眺めながらオロロンラインをドライブするのがおススメです。
以上、ウサピリカでした。