皆さん、こんにちは! ウサピリカです。
前回の『【静内】功労馬を称える「桜舞馬公園(オーマイホースパーク)」で牧場見学の予約をしました!』の続きになります。
引退競走馬を見学するため牧場見学案内所にて、レックススタッドとアロースタッドの予約を済ませ、公園内を散策したところまでお伝えしました。
今回は、レックスッスタッドについてご紹介したいと思います。
見学の時間がやって来た!
見学時間になりましたヽ(^o^)丿
いざ、出発です。歩いて1分のところにレックススタッドの入口があります。
静内二十間道路沿いにある牧場で入口が何カ所もあるのですが、見学のための入り口は一カ所に決められています。
見学時間は、11:00~12:00です。
入り口を入ってすぐのところに、見学についての注意事項が書かれた看板がありました。しっかり読んで守りたいと思います。
最近、ウマ娘ブームの影響なのか、やって来た見学者の一部にマナーを守らない人がいるとよく聞きます。予約もせずに勝手に敷地に入ったり、緊急事態宣言中の見学はNGなのに、おかまいなしにやって来て勝手に牧場に入るとか。
もっとひどいのは、「うらかわ優俊ビレッジAERU」の牧場内で勝手にドローン撮影をしてしまう人もいました。放牧中の馬やトレッキング中の馬や人を驚かせる原因になるので非常に危険です。
牧場見学は牧場側の好意で成り立っています。
一部の心ない人の行動で見学ができなくなる可能性もあるのです。そんなアホな行動はやめてもらいたいものです。
レックススタッドについて
種牡馬(種馬)を数多く繁養している牧場で、引退した競走馬、血統の良い馬、海外から輸入した馬がいます。種牡馬として過去には、マチカネフクキタル、ダイナガリバー、ミスターシービー、スペシャルウィーク、タニノギムレット、ネオユニヴァース、フェノーメノがいたこともありました。
現在の繋養種牡馬
さて、いよいよ見学です。現在はどんな馬がいるのでしょうか。
エイシンフラッシュ




多分、立ったまま寝ているのではないかと思います(笑)
30分くらいずっとこの場所にいて動きませんでした💦
黒鹿毛で馬体が想像してたよりも小さく見えるところは、ウイニングチケットの雰囲気に似ているなと思いました。
エイシンフラッシュは、2010年東京優駿、2012年天皇賞(秋)で優勝しています。
天覧競馬となった2012年天皇賞(秋)では、ウイニングラン後に騎手のミルコ・デムーロがエイシンフラッシュから下馬し、跪いて両陛下に最敬礼をしたというエピソードが有名です。
見ていた人々は「素晴らしい、尊敬する。」と感動しておりましたが、実は、7着までの騎手は、八百長防止のため検量する前まで馬を下りてはいけないという競馬法があるんですね。もちろん審議の対象となりました。しかし、この時はお咎めなしでした。
柵のそばで固まっているので、他の馬を見てからもう一度来てみると、
お目ざめですね。動いていました(笑)
元気そうに草を食べていましたよ。
マツリダゴッホ
2007年有馬記念で優勝しています。2007年~2009年まで産経賞オールカマ―でJRA史上5頭目の同一重賞3連覇を達成しています。中山競馬場を得意としていた競走馬でした。
名前の由来は、冠名+画家の名(ゴッホ)だそうです。


見た瞬間「綺麗!」と言ってしまうほど、太陽の光を浴びた鹿毛の馬体が美しかったです。ツヤツヤしていました。
スノードラゴン
2014年のスプリンターズステークスで勝利し、この年のJRA賞最優秀短距離馬の選出されています。2019年高松宮記念の引退レースでは藤田菜七子騎手を乗せて出走しました。
見学者の申し込み時に、お目当ての馬の名前を書く欄があるのですが、スノードラゴンの名前を書いている人が多かったですね。とても人気のある馬です。
ゴールドドリーム


2017年・フェブラリーステークス、チャンピオンズカップ
2019年・かしわ記念
で優勝しています。
2021年1月に種牡馬となったばかりです。
その他の種牡馬












最後のアグニシャインは、私たちを見つけると遠くから歩いて来てくれて、とても感激しました。
とても可愛かったですよ。ただ、ここはニンジンNGです。牧場にすれば種牡馬は大切な商品です。触ることも許されません。ゴメンねアグニシャイン…。
この他にも多くの種牡馬がおりましたが、1時間では写真を写しきれませんでした。
近い将来、この種牡馬たちの産駒が活躍する時がやって来るかもしれないですね。今から、その日を楽しみにしたいと思います。
牧場見学を計画している方は、必ず事前にこちらを確認してから行ってくださいね。
以上、ウサピリカでした。