搾りたて生アキロッソ

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【空知集治監と幌内炭鉱】のマネキンがシュールな三笠市立博物館

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皆さん、こんにちは! ウサピリカです。

前回の記事では、日本一のアンモナイト展示数を誇る三笠市立博物館をご紹介しました。

北海道や三笠市周辺で採れたアンモナイトが所狭しと並んでいる様子は、化石マニアの方にとっては、たまらない場所に映ったのではないでしょうか。

三笠市立博物館には炭鉱や集治監の資料の展示の資料も展示しているので、今回はそちらの内容をお伝えしたいと思います。

www.akirosso.com

空知集治監

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集治監とは、刑務所の前身で明治時代に囚人を収容する施設として北海道・東京・宮城・福岡に設置されました。北海道には、樺戸集治監・空知集治監・釧路集治監・釧路集治監網走分監があり、その中の空知集治監(のちの北海道集治監 空知分監)がこの三笠市にありました。(現在はありません。)

空知集治監に送られてくるのは凶悪犯・政治犯で、主に幌内炭鉱や硫黄鉱山での労働や国道12号線の建設に動員されました。

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↑左の写真は「鉄丸」。脱走を企てた懲罰として鉄丸を足首に付けて作業するものです。右の写真は、集治監の看守が持つサーベルです。

 

↓こんなふうにして持っていたんですね。

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明治時代・集治監の看守さん。
日サロに行ってましたか?

博物館の人形って、もっと地味なイメージでしたけど…

服は古いけど、イオンの洋服売り場に置かれていてもおかしくないダンディなマネキンさんです。タンクトップが似合いそうです(笑)

でも、手が白い! どうしたんでしょうか。

予算の都合ですか?

あるもので済ませた結果こうなってしまったのか、それとも、外での作業で日焼けしたから? もし、そうなら三笠市立博物館、凄いこだわりようです。

幌内炭鉱

幌内炭鉱は、昔の幌内村(現在の三笠市)にありました。

囚人の過酷な労働は1894年頃から徐々に廃止となり、1903年には、集治監から監獄に変わりました。なのでこれ以降、炭鉱に従事するのは囚人ではありません。

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100年前の炭鉱住宅です。

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江戸時代の長屋よりも狭い空間に、台所、囲炉裏、一畳ほどの土間と布団を敷くだけのスペース。単身者が寝るだけのための部屋にしか見えません。

しかも、窓は障子の窓です。冬の北海道でこれでは凍死してしまいます。過酷な環境だったと思いますよ。

 

↓こちらは幌内炭鉱の蓄電池機関車です。

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恥ずかしがり屋の小池さん
(ヘルメットに小池の名前あり。)

イケメン風の小池さんです(笑)

作業服もお似合いです♬

炭鉱から掘り出された石炭は、坑道内を走る蓄電池機関車で運ばれました。電線を引いて電力で走らせる電車は、火災の危険性があるので使えません。バッテリーを内蔵した蓄電池機関車で石炭輸送を行いました。

 

↓救護隊員の服装です。

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軽いノリでお買い物に行くようなポーズです。救護隊員の腕にはエコバッグではなくてロープが…。ワークマンの店に置いてあっても違和感ないですね(笑)

炭鉱では、火災や爆発事故の危険性が常に付きまといます。幌内炭鉱(三笠)でも数多くの事故が発生し犠牲者も出ております。博物館では幌内炭鉱の事故の歴史と救助隊員の装備が展示されていました。

いつ爆発するのかわからない坑道内へ救助に向かうのは、怖かったでしょうね。命懸けの仕事です。「ちょっくら行ってくるよ」と余裕をかましているようにも見えます(笑)

最後に

決して大きい博物館ではありませんが、アンモナイトの展示数が日本一ということを知り驚きましたね。今までずっと知らずにいました。

集治監と炭鉱についての展示では、マネキンがシュールに見えて「オー!マイキー」を思い出してしまいました(笑) そんな目線で博物館を見ているのは私だけですかね…。

以上、ウサピリカでした。

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