【令和6年3月15日更新】
皆さん、こんにちは! ウサピリカです。
面白い名前の競走馬シリーズ、今回は岩手競馬(盛岡競馬場と水沢競馬場)です。 岩手競馬には令和6年3月13日現在、770頭の競走馬が登録されています。
更新前(令和5年4月)の記事で、19頭を紹介しましたが、今回調べてみたところ11頭が登録抹消(登録抹消7頭・移籍2頭・退厩2頭)となっていました。
残った8頭に今回新たに加わったのは11頭。
合計19頭をご紹介したいと思います。
さて、どんな面白い名前の競走馬がいるのでしょうか。さっそく見ていきたいと思います。
2024年3月13日現在、岩手競馬に現役登録されている競走馬を対象に調べています。お読みになる時期によっては登録が抹消されている場合があることをご承知ください。
- アジアノカイゾク
- オラフ
- カッチャオ
- キットクル
- キャンプファイヤー
- シナモンロール
- シャークアタック
- チムドンドン
- チョウシュリッキー
- チョコチップ
- ハバネロ
- ハッチャキコク
- ホークビッツ
- マメタクン
- メダツヤツ
- メーテル
- レールガン
- ワクワクルンルン
- ヨモギ
- 登録抹消の競走馬
- 最後に
アジアノカイゾク
【父】トゥザワールド
【母】バーラプレッタ
名前の意味は「アジアの海賊」。そのままの意味でした。馬主はオレデイイノカ所有の福島徳佑さん。
オラフ
【父】ダンカーク
【母】ホワイトアウト
「アナと雪の女王」に登場するオラフでしょうか。鼻がニンジンの雪だるまです。母の名前・ホワイトアウトから連想したのかもしれません。
カッチャオ
【父】ショウナンカンプ
【母】スカイプラネット
セリで「この馬、カッチャオ」と言いながら買ったのか、それとも、「この馬券をカッチャオ」と言われたくて名付けたのか…。
キットクル
【父】エイシンフラッシュ
【母】シュペール
名前の由来は、「きっと来る」だそうです。「Oooh きっと来る~、きっと来る。」ってリングの主題歌が頭の中を流れるんですが…。
これは、買った馬券が(1着に)きっと来るという意味かな…。
キャンプファイヤー
【父】ハタノヴァンクール
【母】クロスファイヤー
母の名前がクロスファイヤーでファイヤーつながりなんですね。競馬場のターフでキャンプファイヤーしたら楽しそう。怒られますね。
シナモンロール
【父】ストロングリターン
【母】サクラヴィッキー
名前の意味は、シナモンを使った菓子パンだそうです。シナモンロールのような栗毛色の可愛い牝馬です。
シャークアタック
【父】ダノンシャーク
【母】ブリリアントレイ
名前の由来は「サメの攻撃」。父のダノンシャークから受け継いだ名前なんでしょうか。なかなか激しい名前ですね。その勢いでレースを走ってもらいたいです。
チムドンドン
【父】ドレフォン
【母】チュラカーギー
名前の由来は「胸がドキドキする(沖縄方言)」で、そのままの意味でした。馬主さんが沖縄好きな方で他の所有馬にも沖縄にちなんだ名前を付けているようです。
チョウシュリッキー
【父】コパノリッキー
【母】ヒットザフロアー
父のコパノリッキーからリッキーを貰っているのは分かるけど、どう考えてもこれって長州力ですよね(笑)
競馬用語で「切れる馬」という言葉があります。レースの終盤で加速し、前にいる馬を追い抜く力のある馬のことを言いますが、このような名前を付けて大丈夫でしょうか。
追い抜くことができなかったら、長州力みたいに「切れてないですよ、切れてないですよ!」と観客に突っ込まれそうです(笑)
チョコチップ
【父】バトルプラン
【母】バトルエニシ
お菓子系やスイーツ系は牝馬に多い名前です。もちろんこのチョコチップちゃんも牝馬です。父母の名が両方とも『バトル』が入っていて激しいイメージなので、子供はチョコチップクッキーでも食べてマッタリしようねってこと?(笑)
ハバネロ
【父】トーセンラー
【母】スパイシーソース
前の由来は、「猛烈に辛い香辛料の名前。母名より連想」だそうです。母親の名前はスパイシーソース。そのまた母親の名前を調べてみたところBarbecue Sauce(バーベキューソース)になっていました(笑)
3代に渡っておいしそうな名前です。
ハッチャキコク
【父】ロゴタイプ
【母】クルザダアメリカーナ
北海道弁「はっちゃきこく」。もしかしたら他の地域でも使ってるかもしれません。意味は、「必死になる」、「夢中になる」、「一心不乱になる」、「がむしゃらになる」、「一生懸命」といったところでしょうか。
「あんた、競走馬だからハッチャキこいて走るんだよ。」っていう意味でしょうね。
ホークビッツ
【父】ホークビル
【母】センスオブラヴ
名前の意味は「父名より+細片」だそうです。父・ホークビルからホークを貰ってるんですね。
マメタクン
【父】ダノンバラード
【母】ラチカベッラ
名前の由来は「人名愛称+敬称」だそうです。大きな馬に「マメタクン」を名付けるなんて、ギャップありすぎで面白いです。
メダツヤツ
【父】クリエイター2
【母】デュークタイフーン
名前の由来は「目立つヤツ」だそうです。競馬界の目立つヤツを目指して頑張ってほしいです。
メーテル
【父】アジアエクスプレス
【母】セレスティーヌ
「銀河鉄道777」のヒロイン・メーテルなのでしょうか。もしそうなら、父・アジアエクスプレスからの連想かもしれませんね。
レールガン
【父】アイルハヴアナザー
【母】トーワフォーエバー
名前の意味は、超高速電磁砲(レールガン)。電気エネルギーを利用して弾丸を発射する次世代の装置です。2023年10月に防衛装備庁と海上自衛隊が世界で初めて洋上射撃試験を成功させたようですね。
破壊力あって強そうなイメージの名前です。
もしかして馬主さんは、アニメ「とある科学の超電磁砲 」のファンですか?
ワクワクルンルン
【父】ウインバリアシオン
【母】スラスラスイスイ
名前の意味は、「期待と希望に溢れた楽しげな様子。母名より連想」だそうです。母・スラスラスイスイで笑っちゃいました。
これってスーダラ節の歌詞じゃないですか(笑)
植木等さんのように気楽な雰囲気でレースしたのかな。スラスラスイスイっと、他の馬を追い抜いていたら面白いです。
そんなお母さんを持つワクワクルンルンでした。
ヨモギ
【父】ワールドエース
【母】マイネフォクシー
名前の由来は「よもぎ」。これは可愛い名前ですね。もしかしてヨモギの葉っぱが好物だったりして…。父父(おじいちゃん)がディープインパクトです。
登録抹消の競走馬
ここからは、更新前の記事に載っていた登録抹消馬です。
岩手競馬を登録抹消になり、他の地方競馬やJRAに移籍になった競走馬も含みます。
【令和3年~4年掲載】
アイドルヲサガセ、キャメルクラッチ、クマチャン、ゴチソウサン、チャンチキ、フッカツノノロシ、ミンナノヒーロー、ラスボス 。
【令和4~5年掲載】
ウロコ、オテンバキッズ、カマポコショクニン、コピーライター、ジャーネジャーネ、パラパラ、ヨルノトバリ。
【令和5年~6年掲載】
キラキラオーラ、ケンジャ、スキダッチ、チスジ、トウヨウノマジョ、トモエセンニンギリ、ニックジャガー、マスオ、マッサンゴールド、マメシボリ、モテオ。
最後に
今回、個人的に一番印象に残った名前はチョウシュリッキーでした。
観客から「キレてないですよ。キレてないですよ。」と言われないことを祈るばかりです。
切れてない馬は、なかなか勝てませんからね。
以上。ウサピリカでした。
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