皆さん、こんにちは!ウサピリカです。
前回は、帯広から三国峠までの紅葉ドライブをお届けしました。
今回はその続き、峠を越えて上川町の銀泉台(ぎんせんだい)から層雲峡ビジターセンター(黒岳ロープウェイ山麓)へ向かいます……と言いたいところですが、後半に回る予定だった5か所のうち4か所が、通行止めやうっかり素通りなどの理由で、大幅な予定変更に。
その代わり、夫の提案で「大雪 森のガーデン」へ行くことになりました。
まさかの予定変更でしたが、これが意外と大当たりでした。
【今回のスポット】
前回の記事はこちら↓↓↓
銀泉台
3年前の秋にも訪れた銀泉台。
今年もあの色鮮やかな紅葉をもう一度観たいと思い、楽しみにしていました。
ところが銀泉台へと続く道路の入口が、まさかのゲート封鎖!
「やっぱりね~」と、思わず笑ってしまいました。
3年前に行ったのは9月末。
今年はそれより10日ほどあとの訪問なので、少し遅すぎたようです。
薄々そんな予感はしていましたが、やっぱり現実はそう甘くありません(笑)。
休みのタイミングが合わなかったから仕方ないですね。

3年前の紅葉も、実は少しピークを過ぎていました。
それでも十分きれいで、山全体が赤や黄色、オレンジに染まっていたことを覚えています。
いつか、紅葉真っ盛りの銀泉台を見てみたいものです。
銀河の滝・流星の滝・紅葉谷
この3か所は、層雲峡へ向かう途中にあるはずの名所です。
カーナビを設定せずに車を走らせていたら、気づいたときにはもう層雲峡温泉街に到着していました(笑)。
どうやら滝も紅葉谷も見事に素通りしてしまったようです。
今回は諦めて、そのまま次の目的地へ向かうことにしました(情けないなぁ。)
層雲峡のエゾシカ
ロープウェイの駐車場が満車だったので、案内されたのが「大雪山・層雲峡写真ミュージアム」近くの駐車場。
車を降りると、目の前でエゾシカの親子がのんびり草を食べていました。

母鹿が2頭と、小鹿が2頭。
近づいても逃げる気配がなく、すっかり人間慣れしている様子。

仲良く並んでお互いをカキカキする姿に、見ているこちらまで癒されました。
黒岳ロープウェイ

層雲峡に着くと、紅葉はすっかり終盤。
風も強く、とにかく寒い!

黒岳ロープウェイ付近も、山肌の色づきはもう見頃を過ぎた様子。
「せっかくだから乗ってみようか」と思ったものの、この寒さで心が折れました(笑)。
これ以上、標高の高いところへ行ったら凍えてしまいそう。
寒さを克服して行くようなガッツは、私たちには持ち合わせてません(笑)
層雲峡ビジターセンター

入口に入ると、まず目に飛び込んできたのは、なんと、巨大なヒグマの剥製。
2メートルは優に超えているでしょうか。
身長164㎝の私の頭が、ちょうど熊の肘より少し上くらい。
説明を見ると、体重は約500キロ。
手のひらで軽く叩かれても即死ですね。

展示されていたパネルには、真っ赤に染まる銀泉台の写真。
「こんなに赤くなるんだ〜」と見入ってしまい、「いつかまたジャストタイミングでリベンジしたい」という気持ちがふつふつと。
大雪 森のガーデン
予定していた滝や紅葉谷をスルーし、ロープウェイも断念。
さすがに時間が余ってしまったので、夫の提案で「大雪 森のガーデン」へ。

「大雪 森のガーデン」は、北海道・上川町の高原に広がる花と森の庭園。
大雪山連峰を背景に、約900種類もの草花が季節ごとに咲くそうです。

10月中旬ともなると、咲いている花は少ないと思っていましたが、それでも雰囲気がとても良く、散策を楽しむことができました。

少し色づき始めた木々と青空。

落ち着いた雰囲気の建物。
ここでチケットを購入し、庭園の散策が始まります。

ガーデンの人気者。
のんびり草を食べる姿が可愛いです。
寒くなるので、これからもっとモフモフになっていくんですね。

緩やかな階段の先に広がる花畑。
秋の宿根草が咲いています。
夏のようにいろんな花が咲き乱れているわけじゃないけど、これはこれで素敵です。

鮮やかなダリアを発見。
まだまだ、元気いっぱい。

秋らしい色合いの花が目を引きます。


白樺に囲まれた花園。
ナチュラルな植栽が広がり、まさに森のガーデンでした。
帰りには、なんと「じゃがいもの詰め放題」の特典がありました。
一人一袋ずつ、家族3人分で挑戦!
メークインをぎっしり詰めたら、合計で10kgの箱にちょうど収まるくらい。
思わぬ収穫に、車の中はじゃがいもでいっぱいになりました。
さらに、スタッフさんがガーデンで摘み取って作った花束を、「ご自由にどうぞ」という容器に入れているではないですか。
無料でいただけるなら貰っちゃうよ!
さっそく、いただいてきました。
秋の花と、ちょっと変わった形の葉っぱを組み合わせた花束は、ナチュラルでおしゃれ。
センスが光ってました。
森のごはんや
帰りはさらに北上して、愛別町で遅めの昼食。
立ち寄ったのは「森のごはんや」。
注文したのは人気の きのこラーメン。

バター醤油味で炒めた舞茸がたっぷり乗っていて、香ばしさとコクが絶妙!
とっても美味しかったです。

自宅でも真似して舞茸をバター醤油で炒めてみたけれど、味は似ていても、あの味には届かず…。
もう一度、食べに行きたいなと思える一杯でした。