皆さん、こんにちは! ウサピリカです。
【往復700Km日帰りドライブに挑戦!オロロンラインの旅】第3回目の今回は、「氷雪の門」、「稚内港北防波堤ドーム」、「白い道」です。
前回までの記事は、こちら。
氷雪の門
昼食後、宗谷岬に向けて車を走らせたところですが、ノシャップ岬を離れる前に稚内公園の「氷雪の門」を見ておかなければ…。
ということで、稚内公園にやって来ました。
稚内公園は市街地を一望できる高台にあり、眺めは抜群です。
かつて日本領土の樺太で亡くなったすべての日本人のための慰霊碑で、海の向こうには樺太があります。
真岡郵便電信局事件で亡くなった「九人の乙女の像」。
太平洋戦争後の樺太の町・真岡に、ソ連軍が上陸し日本軍との間に戦闘がありました。
その時に真岡郵便局で働いていた電話交換手12人のうち10人が青酸カリで集団自決をし、そのうちの9人が亡くなったそうです。
九人の乙女の像に刻まれた「みなさん、これが最後です。さようなら、さようなら。」という最後の言葉を見ているだけで、胸が苦しく悲しい気持ちになります。
「北のひめゆり」ともいわれている事件でした。
【場所】
稚内港北防波堤ドーム
まるで古代ローマの建物のように見える巨大な防波堤。
樺太航路が発着する港の波しぶきが道路や鉄道にかからないようにするために作られたそうで、1936年に完成しました。
高さ14m長さ×長さ427m。
とってもデカイです。
映画・ドラマやCMのロケ地にもなっているそうで、CMでは服部セイコー、三菱エクリプスクロス、映画では吉永小百合主演「北の桜守」などが撮影されたそうです。
【場所】
白い道
稚内港北防波堤ドームから車で30分。
宗谷丘陵の白い道を目指して、車は丘を登ります。
丘陵の向こうには海。
素晴らしい眺めです。
「白い道」は、全長11Kmの「宗谷丘陵フットパスコース」のゴール側約3㎞にある道で、砕いたホタテ貝が道に撒かれて白くなっていることから、このような名前で呼ばれています。
※フットパスとは、自然のありのままの風景を楽しみながら歩くことができる道のことをいいます。
「白い道」の始点と終点があるので、逆行にならないように気をつけなければいけません。
宗谷丘陵内陸から宗谷湾に向けて進みます。
坂を上っていきます。
まわりは何もないです。
丘陵の牧場。
放牧されている牛たちが、のんびり草を食んでいました。
遠くの風車を眺めながら進んでいると見えてきましたよ~。
ジャーン!
おおー、白い道だー!
ずっとここに来たかったんだよぉ~。
眩し過ぎるぅ~。
時々、車一台分の駐車スペースがあるので、そこに停めてパシャリ!
(正式な駐車場ではないかも…。)
ああ、心が洗われるわぁ。
海に向かって続く道…。
何もないのが良いですね。
白い道の終盤。
今まで通った坂道を振り返る。
白い道の終点が間近に迫ってきました。
名残惜しい気持ちで、海の方へ向かいます。
いつかまた、ここに来ようっと!
以上、ウサピリカでした。
【場所】