今回は、北海道恵庭市のえこりん村の様子をご紹介したいと思います。「えこりん村」と聞いて、どこかの偏屈な怪しいおじさんが山奥で、人知れず自分だけの村を作り上げているようなイメージが湧いてくるのは私だけでしょうか。ちょっと、怪しい感じの言葉の響きです。
しかし、このえこりん村は、おじさんではなくて「びっくりドンキー」で有名な「アレフ」が経営している牧場なんです。広大な敷地には、牧場の他にレストラン、庭園、花苗、ガーデニング用品の店などがあり、雪が解けるとたくさんの客で賑わいます。珍しい花の苗もたくさん置いています。
わたしは、もっぱらイタリアンレストランの「らくだ軒」を利用させてもらってます。ピザとパスタがとてもおいしいですよ。
「らくだ軒」については、こちらで詳しく書いていますので、気になる方は読んでくださいね。↓
さて、それでは「えこりん村」のご紹介です!
えこりん村の建物
まず、こちらは「えこりん村」にある建物です。インフォメーションセンターや土産物売り場があり、花苗やガーデニング用品売り場「花のまきば」へと通じる入り口にもななっています。手前は駐車場でかなり広いです。
建物内部は、春から鉢植えの花や苗でいっぱいになります。私たちが行ったときは冬でしたので、花はありませんでした。
こちらは、びっくりドンキーのコーナーです。
こちらは、店ではないのでハンバーグは食べられません。中に入るとえこりん村やアレフが取り組んでいる食の安全、リサイクル、エコロジーに関しての内容が子供でも分かるように展示されています。
例えば、こんな感じ↓
こちらは、地図です。
建物の一番奥は、ガーデニングの店になっているのですが冬場は雪で閉鎖されています。春になると色とりどりの花や苗で一杯になり客で賑わっています。
鹿の角のイス
見てください! なんと、鹿の角で作られた椅子です。かっこいいですね。角を何本か組み合わせて作っています。北欧のバイキングかサンタクロースが座ってそうなイスですね。
お土産売場
個性的なレトルトカレーが並んでいますね。このほかにも、お菓子や野菜などいろいろ売られています。いのしし、合鴨、かにカレーはわかりますが、ハスカップカレーってどうなんでしょう。
とまとの森
この建物の右手奥に大きなビニールハウスがあるのですが、そこでは、トマトの水耕栽培が行われます。ですが、ただの栽培ではありません。
こんな感です。
これ、一本の苗でこれだけの実がなっているのです。まるで木のようですね。
大きな水槽のような部分には、根が所狭しと伸びまくっています。(冬場は閉鎖されています。)
見学ができるようになっているんですが、見学者は木の下を歩くような感じになります。それにしても、すごいトマトの量です。(トマト狩りはできません。)
2018年の収穫個数が驚きの20,486個!! そして2019年の収穫個数は15,983個だったそうです。凄いですね!驚きです。
アキロッソはトマトが大好物だそうで、ここに来るだけで胸が躍るそうです。
らくだ軒からの眺め
こちらは、レストラン「らくだ軒」の窓から見える牧場の一部です。冬なので動物はいませんが、春になると、ヒツジ、リャマ、豚、ミニチュアホース、アルパカ、ヤギ、リャマなどが放牧されています。
この他にも 「森のレストラン満天」や、有料になりますがイギリスのガーデンデザイナー、バニー・ギネスがデザインした「銀河庭園」など見所が満載ですが、どちらも冬季は休業となっております。
イベント
毎年、えにわ犬ぞり大会が開催されますが、今年は雪不足のため中止となりました。夏場は「みどりの牧場ショー」と「ひつじレース」が毎日行われます。
※銀河庭園&みどりの牧場は有料エリアです。
アクセス
住所:北海道恵庭市牧場241-2
お問い合わせ:0123-34-7800
最後に
小さなお子さん連れのご家族から大人の方まで楽しめます。春になると花苗が大量に並びますのでガーデナー必見です。
道央自動車道の恵庭インターのすぐ近くなので立ち寄りやすいですよ。ぜひ行ってみてください!