私のお気に入りのウォーキングコース「ハーブの小径」です。
橋から眺める両サイドの川岸
ハーブの小径
札幌市南区石山を流れる穴の川の両岸にウォーキングコースとハーブの花畑があります。私はいつも車で来て近くの公園に停め、そこから橋を渡ってハーブの小径に入り,ウォーキングを始めます。
春から秋にかけて季節の花がきれいに咲きます。地元の町内会の皆さんがお手入れをしているようです。
向こう岸に、かわいい水車を発見。
ウォーキングをしていると、犬の散歩で来ている人が多いです。あと春先には川に降りて、ふきやエゾノリュウキンカなどの山菜を採る人も。山が近いため山菜が生えているんですよ。地域の方が育てているハーブ畑の植物を採ることはいけませんが、自生している山菜は大丈夫です。
エゾノリュウキンカ
北海道の川辺や湿地では、春になるとエゾノリュウキンカという植物が黄色い花を咲かせます。アイヌ語で「ウフトウリ」。
エゾノリュウキンカは、北海道では春の山菜で、花・茎・葉のすべてのを食べることが出来ます。ふきに似た味と食感で、炒め物、てんぷら、おひたしにして食べます。
灰汁があるので、茹でたら一晩から1日くらい水に浸してあく抜きしてから調理します。私はここでは採りませんが、エゾノリュウキンカが手に入ったら炒め物にして食べるのが大好きな食べ方です。ほんとにふきに似た味わいと風味で美味しいです。
キタキツネ
北海道ならキタキツネは住宅街でも現れます。夕方、歩いていると遊歩道に現れたことがありました。何度もこちらを振り返りながら、山の中へ入っていきました。
可愛いけど近寄ることは禁物です。
多包条虫といわれる寄生虫に感染したきつねの糞には、虫卵が混じっており、これが人間の体内に入ってしまうとエキノコックス症に感染してしまいます。人間の肝臓などに寄生し肝機能障害を起こしてしまいます。
自覚症状が出るまで数年~数十年かかることがあるそうです。
そうならないためには、まずきつねに近寄らないこと。湧き水を飲まないこと。山菜などはよく洗って生で食べない。など注意が必要なんです。
可愛いんですけどね…。
クワガタ
夏は、山が近いため歩道でクワガタが歩いていることがあります。残念なのは、首だけが落ちているクワガタです。体はカラスに食べられたのではないかと思うんですが、そのようなクワガタを何度も見ました。クワガタさん気の毒です。
場所は?
ハーブの小径に行くには、穴の川中央緑地を目指して行ってください。車4~5台が駐車できます。隣に橋が架かっていますので渡って左に入るとハーブの小径です。
【穴の川中央緑地】 〒005-0849 北海道札幌市南区石山593−2