「いざ、出陣!」と言いたくなるような形の野菜ですね。今日スーパーに行ったら珍しくリーキがあるので思わず購入してしまいました。
家に帰ってから冷蔵庫に入れる前に、あまりにも手にしっくりくるのでしばらく振り回しながら軍師ごっこをしてました。
これはリーキというねぎの仲間です。ポロねぎと言えばお分かりの方も多いはず。地中海沿岸原産の野菜で、英語でリーキ、イタリア語でポッロ、フランス語でポワローと呼ばれてます。西洋ネギ、ポワロねぎとも呼ばれてます。
オシャレな料理を作ろうと意気込んで購入したものの、実際作る時になって何を作るか悩んでしまいクックパッドで調べたところ、グラタン、スープなどに向いていることが分かりました。グリルで焼くのもいいみたい。
うーん、でも今日はそんな気分じゃないのだよ…。
鴨南蛮の汁に浮かんでいる焼いたねぎの代わりにもなりそうだし、ぶつ切りにして焼いたものをマリネにするのもよさそう…。
でも、こんな太い鴨南蛮のねぎってあるかい? ちょっと違うなー。太すぎて中まで火が通るまで時間がかかりそうだし…。
えーい!
面倒くさいから適当にカットしてフライパンで炒めてめんつゆで味付けしてしまえ!
輪切だったはずが炒めているとバラバラになってしまい、もうオシャレなリーキが台無しです。
写真はありませんが悪くなかったです。すき焼きの玉ねぎを食べているのに近い味わいでした。これはこれでアリかな。
残りのリーキをどうするか悩んだ末、酢味噌あえにすることにしました。
2~3㎝幅に切ってゆでた後、砂糖、酢、味噌をまぜて茹でたリーキをタコといっしょに和えてみました。
これは、おいしかった。ニラのような独特の匂いはないけど何となくニラっぽさを感じました。そしてねぎの甘みがたまりません。ねぎだけでもいいくらい。また今度これにしよう。
洋食でオシャレに決めようと思いましたけど、なぜか和食になってしまいました。でも酢味噌あえはおススメです。リーキが手に入ったら皆さん試してみてください。