夏になって、横になることが多い「まる」。暑いのでしょうか…。それともお年を召したからなのか…。
昔の北海道は、エアコンがなくても平気だったんですが、今はなかなかの暑さになってしまいます。それでも、夜は涼しかったりするのでうさぎに適した室温管理が大変です。
今回は、我が家流「うさぎに適した室温管理」をご紹介していきたいと思います。
うさぎの体温調節について
うさぎは、汗をかいて体温を調節するのではなく、耳に血液を集めて空気にさらすことで体温の調節をしています。
今、暑いのか寒いのかは、耳を触ることである程度はわかります。
走る場合は、走ることで体温が上がってしまうので、熱を放射できるよう耳は立てたままです。
残念ながらウチの「まる」は、本気モードで走ることができるような立派な家には住まわせてもらっていないので、そんな姿は見たことがありません。走ってもせいぜい5~6mでしょうか。
うさぎに適した室温管理
うさぎに適した室温は、諸説あって調べているとよくわからなくなってしまいます。下は16℃から上は26℃くらいまでの幅で様々な考え方があるので、我が家では、その範囲でうさぎの様子を見ながら温度管理をすることにしています。
23℃前後というのがひとつのめやすになるのかなと思います。
見ていて、暑そうにしているようなら窓を開けるのをやめてエアコンに切り替えたり、その逆のパターンもあったりします。
エアコンのスイッチをつけたり消したり、設定温度を変えてみたりとなかなかたいへんです。
先日、部屋の窓を開けていたのでエアコンはつけていなかったのですが、上の写真のようにダラーっとして呼吸が早くなっていたので、慌ててエアコンに切り替えました。
エアコンが効き始めると、シャキっとして、いつもの「まる」が戻って来たので一安心しました。
避難場所も用意
寒すぎてもいけないので「まる」には、エアコンが効きすぎた時の避難場所として風の当たらないところに毎年、夏の別荘をご用意させていただいてますW
段ボールを二つ張り合わせた簡単なものですが、右半分は暗いのでほら穴の雰囲気を感じていただけるのではないかと思いますW
ここは、エアコンの冷たい風が直接あたらず、周りがひんやりしていても比較的マイルドな室温(段ボール内)になっています。
エアコンが効いている部屋に設置して、10分後にはチャッカリ別荘に移動してました。
この他にも、避難場所を用意しています。 少し離れたところにクッション素材でできた猫用ハウスを置いてみたり、ケージの裏側と壁の間にうさぎが通れるくらいの隙間を作ってみたりしています。その時の状況に応じてベストな場所をチョイスしてくれたらいいなと思っています。
実際、見ていると猫用ハウスに入ることはめったにないのですが、ケージの裏側にはよく入っています。暗くて落ち着くというのもありますが、パネルヒーターのすぐそばなので、冬場はここで香箱座りをして暖を取っていることもあります。人間にはちょうど良い室温でもうさぎにとっては、もっと暖かい方がいいと感じるときは、自分で温まりに行ってもらうことにしていますW
夏場は、涼しい日の日中にケージの裏側でマッタリしていることがたまにあります。
最後に
うさぎの年齢や個体によって、快適な室温は若干違ってきますので飼っているうさぎをよく観察してみることが大切です。夏にグターッとして呼吸が浅くなった場合は、かなりの暑さを感じているはずなので、涼しくなる工夫が必要です。エアコン以外にもうさぎ用の涼しくなるグッズが出ています。
ウチの「まる」は、涼しくなるマットがお気に入りのようで、マットの上で過ごすこともあります。
今年も体調を崩すことなく、暑い夏を乗り切りきってほしいものです。
がんばれ「まる」!
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