皆さん、こんにちは! ウサピリカです。
なだらかな丘陵地帯に広がる美瑛の畑は、よく「パッチワーク」に例えられ、毎年、訪れる観光客が絶えません。
前回までの記事『美瑛の絶景スポット「パッチワークの路」を巡るドライブ』では、3回にわたり「セブンスターの木」「ケンとメリーの木」「マイルドセブンの木」をご紹介してきました。
今回は「パッチワークの路」からちょっと離れ、美瑛の丘を巡るドライブをご紹介したいと思います。
第1回目は「新栄の丘展望公園」です。
新栄の丘展望公園
美瑛駅から南に車で6分の場所にあります。
駐車場は、自動車30台、バス10台が停められます。
駐車場のすぐ横の見学スペースには、ベンチもありのんびりと景色を眺めることが出来ます。
丘の上から360°見渡すことが出来ますよ。
どこを見ても畑しかありません!
牧草ロールです。
冬場の牛さんのごはんですね。こんな近くで見るのは初めてです。これの下敷きになったら、人間は一溜りもないですね…。
この時は、一部入場OKになっていたので、さっそく入って写しました。下敷きになってはいけないと思い、ちょっと緊張しました(笑)
ジブリ映画でこんなキャラを見たような記憶が…。
「ハウルの動く城」の「カルシファー」か、「となりのトトロ」の「まっくろくろすけ」か…。
道路側から見下ろす景色です。
松浦武四郎 眺望の丘
1858年(安政5年)、原野だった頃の美瑛に松浦武四郎とその一行が調査のためにやって来ました。その時にこの「新栄の丘展望公園」を通過したと記されています。
当時は、方向が分からなくなるほど樹木が生い茂っていたそうです。
江戸末期から明治にかけての探検家だった松浦武四郎は、蝦夷地と言われていた北海道へ計6回も調査のためにやって来ました。
北海道(当時は「北加伊道」)の名付け親です。
そういえば、六花亭に「北加伊道」っていうお菓子があったけど、そういう意味だったのね…。
初めて知りました。
ついでに言うと、六花亭に「十勝日誌」というお菓子の詰め合わせがあるのですが、これも松浦武四郎が書いた紀行本「十勝日誌」にちなんで名付けられています。
箱が日誌にとても似ているんですよ。
以上、ウサピリカでした。
場所
【新栄の丘展望公園】