こんにちは、アキロッソです。
実は私には密かな野望がありまして、野生のオオムラサキを一度でいいからこの目で見てみたいと、ずっと思ってました。
なんと言っても、国蝶ですからね。
日本人として一度は拝んでみたいものです。
そんなオオムラサキに思いを馳せながら、生息地についてgoogleで調べていたところ
なんだこのサジェスト!?
イメージ崩壊!
そのサジェスト欄には、美しさや儚さとは無縁である
汗臭さ漂うマッチョイズム全開
の単語がズラッと並んでいました。
完全にイメージ崩壊です。
「強い」とか「戦う」ならまだ分かるけど「鳥を追う」ってどういうこと?(笑)
好戦的すぎないか?
という事があったものですから、私の興味の対象は生息地から生態へと移ってしまいました。
オオムラサキは日本蝶界最強かも
その後、気になって色々調べてみました。
結論から言うと
オオムラサキはヤバい蝶だった
の一言に集約できます。
クレイジーバタフライ・オオムラサキ
オオムラサキの主食は花の蜜ではなく、クヌギなどから溢れる樹液です。
となると競争相手がカブトムシやクワガタ、スズメバチなど猛者揃いですが
オオムラサキは全く怯みません。
それどころか蝶にあるまじき異常に発達した筋肉で、羽をバタつかせ威嚇や体当たりを試みます。
時速20kmで羽ばたき、蜘蛛の巣を破壊するレベルの筋肉ですから、やられる方はひとたまりもないですね。
また縄張り意識もかなり強く、餌場争いに参加するはずの無い鳥類にも突撃していくそうです。
気性激しすぎない?
しかもコイツら、時には集団で樹液場を占拠するので、手の付けようがありません。
Twitterでは樹液ヤクザなんて言われてました(笑)
最後に
私は生物をイメージする際、脳内で擬人化することが多々あるのですが、今回の調べものでオオムラサキのイメージが完全に変わっちゃいました。
「紫色の着物を着た儚げな美人」から「紫のテカテカパンツを履いた屈強なボディービルダー」へ大変身です(笑)
恐るべしオオムラサキ。
以上、アキロッソでした。