皆さん、こんにちは! ウサピリカです。
10月28日(土)は、北海道新ひだか町の「うまかるフェス」へ行ってきました。
今年3月に引退したばかりの競走馬ユーバーレーベンや藤沢元調教師、角居元調教師、馬のイラストでお馴染みのおがわじゅりさんがやって来るということで、この日を首を長くして待っていました。
うまかるフェスとは
「HORSE CULTURE FESTIVAL(ホース・カルチャー・フェスティバル)」。
略して「うまかるフェス」だそうです。
「馬産地・日高で馬と思いっきり楽しもう」というコンセプトのイベントで、新ひだか町が主催しています。
朝9:00~夕方5:00までイベントが盛りだくさんで、どこから見ようか迷うほどでした。
ユーバーレーベン
会場入り口から歩いて最初に目に飛び込んできたのが、ユーバーレーベンのいる厩舎でした。
2021年の優駿牝馬(G1)で優勝し、今年の3月に引退したばかりです。
通常、繁殖入りした牝馬を見学できるチャンスはまずないので、ユーバーレーベンが来ると知った時はびっくりしました。
種牡馬は見るチャンスがあっても、牝馬はまず見ることはできません。
見てもいいの?
そんな気持ちで舞い上がってました。
現役時代よりも、体がふっくらとしてきて母親にふさわしい体つきになったとか。
でも、今年は不受胎だったそうです。
だから、うまかるフェスに来れたのねと納得。
【ユーバーレーベンについて】⇦牧場スタッフの説明
- 馬に対しては厳しいけど人間のことは好きで従順。人間は自分の体の痒い部分を掻いてくれる人(お世話をしてくれる人)と認識している。
- 牝馬は上下関係に厳しい世界だが、牝馬の群れに放牧して僅か数日で群れのトップに君臨した。
- 牧場スタッフが他の馬にかまっていると、「その馬じゃなくて、私にかまって!痒い所を掻いて!」と言わんばかりに横入りして猛アピールする。
この気の強さは、父親(ゴールドシップ)譲りでしょうか…。これくらい気が強くないと、レースでは勝てないのかもしれません。
面白エピソードを聞くことができて楽しかったです。
おがわじゅりさんのお絵かき教室&サイン会
お絵かき教室
これは私が楽しみにしていたイベントです。
ユーバーレーベンを見終わって、教室にやって来るとすでに子供から大人まで多くの人がいました。
描き方のコツを分かりやすく説明してくれたけど、そんな簡単には真似できそうにないですね。
やっぱりプロは違います。
ササッと描いてますが、今でも多くの馬の写真や資料を見ながら描いているそうです。
サイン会
おがわじゅりさんのグッズ購入先着50名を対象にサイン会が行われました。
運よく私とアキロッソはサイン券をゲット。
サイン会のことを知らずに、朝早めにグッズを購入したら手に入れることができてラッキーでした。
アキロッソが購入したタイトルホルダーのマグカップに、なんとタイトルホルダーのイラスト入りサインです。
アキロッソ大感激でした。
カップの曲線に描くのは大変だった思いますが、ニコニコで話しかけていただいて、ますますファンになりました。
私は、メロディーレーンのお守りについていたポストカード裏面にサインをいただきました。
「んべっ!」が、メロディーレーンらしくて気に入りました(笑)
おまけに私たちといっしょの記念撮影まで応じてくれて、じゅりさんに感謝です。
ずっと大事にしたい宝物です。
装蹄師のデモンストレーション
蹄鉄ができる様子をJRA日高育成牧場の装蹄師さんが実演披露してくれました。
真っ赤になった鉄を蹄鉄の形に仕上げていく様子を見るのは初めてで、近い位置からじっくり見学できました。
目の前で作られた蹄鉄をジャンケンで勝った5名にプレゼントしてくれるということで、張り切ってじゃんけんに参加しましたが、あえなく撃沈(´;ω;`)ウゥゥ
その後すぐさま、装蹄師さんが隅にあった段ボールから10個の蹄鉄を取り出し、追加でプレゼントしてくれることに。
2歳馬が訓練で実際に装着した蹄鉄だそうです。
ここで、なんと息子アキロッソがジャンケンで勝ち残りました!
ラッキーでした。
泥が付いたままなので、簡単なクリーニングをしてくれました。
装蹄師さん曰く「ウ〇チついてるかもしれないから(笑)」と言っていましたが、どこまで本当なのか分かりません。見た感じは泥です。
でも、可能性としてはゼロじゃないですね(笑)
うっかり食卓テーブルに載せて写真を撮ったけど大丈夫かな…。綺麗になったので油断してしまいました。
金タワシとクレンザーで磨くとピカピカになるそうなので、磨いてから開運アイテムとして飾っておくつもりです。
流鏑馬
流鏑馬を見るのは今回初めてです。
これも楽しみにしていたイベントのひとつでした。
2枚目の写真は小学校6年生女の子です。まさか小学生が流鏑馬をするなんて思っても見なかったのでビックリでした。
的を射る姿がとてもカッコ良かったです。
チャリティーオークション
セリ会場で行われたチャリティオークション。
競馬ファンなら、喉から手が出るほど欲しくなるものばかり出品されていました。金額が跳ね上がるのはわかっているので、見学だけにします(笑)
ちなみにこの日の落札最高額は52万円で、タイトルホルダーが2023年有馬記念に出走した時のゼッケンでした。
スタートから瞬く間に金額が跳ね上がり、見ているだけでもワクワクしました。
スペシャルトークショー
調教師として1570勝をあげ、レイデオロ、タイキシャトル、グランアレグリアを管理していた藤沢元調教師と、ウオッカ、エピファネイア、ルーラーシップを管理していた角居元調教師です。
有名な元調教師さんを一目見ようと多くの人が集まっていました。
もし他の馬を管理できるとしたらどの馬を担当してみたいかという質問に対し、藤沢元調教師は「ディープインパクト」と回答。
あんなにたくさん勝ってみたいというのが理由でした(笑)
最後に
2~3時間で帰る予定つもりだったのですが、結局9時から17時までずっといました。
昼食のため途中で抜け出しましたが、また戻って来てイベントを楽しむことに。
時間を忘れて夢中になれたのは久しぶりです。
来年も是非やってほしいですね。
もし、あるなら絶対行きますよ!
以上、ウサピリカでした。
場所
うまかるフェス会場
(日高軽種馬某業協同組合 北海道市場)