【令和5年10月29日更新】
皆さん、こんにちは! ウサピリカです。
面白い名前の競走馬シリーズ、今回は、兵庫競馬(園田・姫路競馬場)です。
兵庫競馬(園田・姫路競馬場)には、令和5年10月26日現在、1563頭の競走馬が登録されています。
前回(令和4年7月)の記事では21頭の競走馬の名前をご紹介しましたが、今回調べてみたところ、その中の1頭が他の地方競馬へ移籍、9頭が登録抹消となっていました。
そして今回は残りの11頭に21頭の新たな名前が加わります。
さて、どんな名前があるのでしょうか。
32頭を見ていきましょう!
(令和5年10月26日現在、兵庫競馬に登録されている競走馬で記事を作成しています。記事をお読みになる時期によっては抹消されていたり、移籍により他の所属となったため重複して載っている場合もありますことをご理解ください。)
他の競馬場はこちら↓↓↓↓↓↓↓
- イタズラボウズ
- イッツマイビジネス
- ウサギノダンス
- オボッチャマ
- オレノスゴワザ
- カキエモン
- カホウハネテマテ
- カミナリオヤヂ
- カレーパン
- キャプテンカーク
- ゲイジュツガクブ
- シップウジンライ
- シンコッチョウ
- スケサンカクサン
- セトノダイヤモンド
- センベロ
- チョウビックリ
- チョロヤマ
- ヒダルマ
- ピンクレディ
- プロジェクトエー
- ペロペロキャンディ
- ホテルカリホルニア
- マタギ
- マッタナシ
- マラドーナ
- マルマルマル
- ムキズ
- ユキノオウジサマ
- メロス
- ヨッシャー
- ヴィーガン
- 登録抹消になった馬たち
- 最後に
イタズラボウズ
【父】エピカリス
【母】ユノマニッシュ
悪戯でわざとに厩務員さんの足を踏んだり蹴ったりしているんでしょうか。悪戯と言っても大きい馬体でやられると人間はひとたまりもないです。どうか憎めないレベルの悪戯でありますように。
イッツマイビジネス
【父】スピルバーグ
【母】イミラカチャ
名前の由来は、「私の仕事です」だそうです。確かにレースで走るのが競走馬の仕事でしょうけど、ちょっと物足りない感じですね。でも、この名前で一着をとったらカッコいいかも...。「1着を取るのが私の仕事です。」みたいな(笑)
ウサギノダンス
【父】スクリーンヒーロー
【母】ミラクルムーン
名前の由来は、『うさぎ+踊る』です。そのままでしたね。ウサギのダンスってなんだか楽しそうな雰囲気でいいです。馬とうさぎの大きさが違い過ぎるのでちょっと滑稽な感じもしますが…(笑) JRAを2019年5月に抹消になっています。
オボッチャマ
【父】アジアエクスプレス
【母】プレシャスメイト
名前の由来は「お坊ちゃま」だそうです。競走馬の名前に「お坊ちゃま」だと何だか頼りないイメージで心配になります。
もしかして、マンガの「おぼっちゃまくん」か?
オレノスゴワザ
【父】メジロダイボサツ
【母】レッドカサブランカ
名前の由来は「冠名(俺の)+凄技。すぐれた技」だそうです。じゃあ、その凄技とやらを見せてもらおうか…そんな気持ちになります。
ちょっと意味深な名前です(笑)
カキエモン
【父】モンテロッソ
【母】マリーズケイ
名前の由来は「人名より」となっていました。カキエモンと聞いて頭に浮かぶのは、陶芸家の柿右衛門か北海道厚岸のブランド牡蛎(カキエモン)。
人名だから柿右衛門かな。
カホウハネテマテ
【父】グランプリボス
【母】モズツドイ
名前の由来は「果報は寝て待て」だそうです。馬券を買ったら大船に乗ったつもりで寝て待っとれということですね!
カミナリオヤヂ
【父】ディスクリートキャット
【母】カカアデンカ
オヤジじゃなくてオヤヂと書くのがいいですね。ノスタルジックな気分にさせてくれます。ステテコに腹巻が似合いそうな…。
あっ、母親の名前はカカアデンカ…。昭和の匂いがプンプンしてきました。
カレーパン
【父】ストロングリターン
【母】アグネスアーニャ
馬体の黒鹿毛色が焦げたカレーパンの色に見えなくもありません。馬体の色から連想しているのか、他に理由があるのか知りたいところです。
キャプテンカーク
【父】ダンカーク
【母】ララエクレリゼ
名前の由来は「統率する者+父名より」だそうです。スタートレックに出てくるエンタープライズ号のカーク船長ですね。カーク船長のように信頼される存在になってくださいね。
カーク船長役のウィリアム・シャトナーを久々に思い出しました。
ゲイジュツガクブ
【父】フリオーソ
【母】カクテル
競走馬イチネンエーグミの馬主さんと同じです。学校シリーズで統一しているのでしょうか。
シップウジンライ
【父】ローレルゲレイロ
【母】ラブギャラクシー
疾風迅雷~早い風と激しい雷。すばやく激しいさまを例える言葉です。競走馬にふさわしい名前だと思います。
シンコッチョウ
【父】ラブリーデイ
【母】グリーンサンライズ
名前の由来は「真骨頂」だそうです。その馬が持っている本来の姿や真の値打ちという意味なのでしょうね。レースで真骨頂を発揮できますように。
スケサンカクサン
【父】グリーンサンライズ
【母】キャトルセゾン
名前の由来は「物語の登場人物名」だそうです。水戸黄門ですね。「助さん、格さん、懲らしめてやりなさい。」のセリフが頭の中に響きます。
ライバルの馬たちを懲らしめるつもりで頑張ってください!
セトノダイヤモンド
【父】ネオユニヴァース
【母】ビューティーロマン
一瞬、サトノダイヤモンドかと思いました。2016年の菊花賞と有馬記念を制したディープインパクト産駒サトノダイヤモンドにあやかったのでしょうか。
ひょっとすると額の流星がダイヤモンド型?
兵庫なので瀬戸に因んでるかも…。
センベロ
【父】カレンブラックヒル
【母】シュガーハートコン
これには笑ってしまいました。センベロは千円でベロベロに酔えるような低価格帯の酒場という意味です。
頭にネクタイを巻いてそうな馬です。
2023年6月の能力検査で発送直後に斜行して、内ラチに突っ込み騎手が落馬しています。もちろん競争中止で不合格でした。まさか酔っぱらって…(笑)
こんな名前つけていいんですか(笑)
でも、私こういう名前好きです。
チョウビックリ
【父】 ストーミングホーム
【母】レオフォーレンス
名前の由来は、『冠名+びっくり』です。レース中超びっくりしてアクシデントを起こさないか心配になります。万馬券で超ビックリさせてくれると嬉しいのですが…。
JRAを2019年9月に登録抹消になっています。
チョロヤマ
【父】オルフェーヴル
【母】スワンソング
名前の由来は「人名愛称。競馬ファンに愛される馬になってほしいという想いから」だそうです。名馬オルフェーブル産駒にチョロヤマなんて名前つけてどうかと思ったけど、皆に愛されて欲しくて「チョロヤマ」なら許せます(笑)
可愛い名前だと思います。
ヒダルマ
【父】スクリーンヒーロー
【母】ラストパートナー
名前の由来は「火だるまの様な闘争心」だそうです。死に物狂いで頑張る競走馬の様子が伝わってくる名前です。もしかしたら、父馬がスクリーンヒーローなので、その息子は火だるまのスタントマンかなと思ったりしました。
ピンクレディ
【父】デクラレーションオブウォー
【母】オリジンファースト
名前の由来は 「カクテルの名」です。でも私はペッパー警部のピンクレディですね。ミーちゃん・ケイちゃんですよ。
プロジェクトエー
【父】グラスワンダー
【母】キョウワゴールド
NHKの「プロジェクトX」と見間違えそうになりました。ジャッキーチェンの映画「プロジェクトA」ですかね。懐かしくてなんだかカッコいいです。ユン・ピョウやサモ・ハン・キンポーは元気にしているんでしょか。
ペロペロキャンディ
【父】シャンハイボビー
【母】メイカ
可愛い名前だけど、レース相手をナメまくりなんでしょうな。くれぐれも騎手はナメないでね。
ホテルカリホルニア
【父】ゴールドアリュール
【母】アドバンスクラーレ
名前の由来は「曲名」となっていました。イーグルスの「ホテルカリフォルニア」ですね。カリフォルニアじゃなくてカリホルニアというところが良い味出してます。
マタギ
【父】カレンブラックヒル
【母】マイファーストラヴ
名前の由来は「古い猟法を守って、狩りを行う狩猟者」だそうです。獲物(優勝)を狙う狩猟者ですかね。熊皮のベストを着てそう。
シブすぎるけどカッコいい名前です。
マッタナシ
【父】サムライハート
【母】グランシェール
名前の由来は、立ち合いのタイミング(相撲用語)だそうです。スタートが苦手な馬なのか、それとも、この競走馬の優勝に待ったをかけることはできないという牽制の意味でしょうか。
JRAを2020年10月に登録抹消になっています。
マラドーナ
【父】ペルーサ
【母】マラドーナスピン
母の名前「マラドーナスピン」の一部をもらって「マラドーナ」になりました。母のマラドーナスピンは、サッカー技テクニック名として名付けられたようです。
マルマルマル
【父】シニスターミニスター
【母】ウシュアイア
伏字の意味で〇〇〇なのか、素直に「マル」×3ということなのか…。「○○〇に好きな文字を入れてね」的な名前だったら斬新で面白いかなと思います。でも、それじゃ、もはや名前ではなくなってしまいますけど(笑)
ムキズ
【父】サウスヴィグラス
【母】ネオグラティア
「無傷。罪、けがれ、失敗、負けが全くない」という意味が込められています。何が何でも勝たなければいけない雰囲気の名前ですね。
プレッシャーが半端じゃないしれませんが頑張ってください。
ユキノオウジサマ
【父】ドレフォン
【母】ユキハナ
名前の由来は、「雪の王子様」。名前の通り馬体は白っぽいですが、芦毛なので完全に真っ白ではありません。年とともに白さが増していくことでしょう。
母の名前「ユキハナ」にも因んでいるんでしょうね。
メロス
【父】ノヴェリスト
【母】アレキパ
名前の由来は、『小説の登場人物名』です。これは『走れメロス』ですね。必死に走る競走馬にふさわしい名前だと思います。
JRAを2018年9月に登録抹消になっています。
ヨッシャー
【父】アドマイヤムーン
【母】クランベリー
名前の由来は、『大阪弁で「よし」』だそうです。優勝して『ヨッシャー』と言わせてくれるとうれしいですね。JRAを2020年11月に登録抹消になっています。
ヴィーガン
【父】キンシャサノキセキ
【母】ポリネイター
名前の由来は「完全菜食主義者」です。確かに馬は草を食べるのでヴィーガンなのかもしれません。「完全菜食主義者」というより「完全菜食主義馬」ですかね。
まぁ、馬ってみんな菜食主義ですけど。
登録抹消になった馬たち
【2023年10月まで載っていた競走馬】
アイアンパンチ、ウチュウセンカン、ウリボー、ゲキリン、ジャジャジャ-ン、ソンノウジョウイ、ヨキニハカラエ、ヨクジョウ、ヌーディストビーチ。
シーフードパイセンは佐賀競馬に移籍です。
【2022年7月まで載っていた競走馬】
アンタガシャチョウ、タノムヨシャチョウ 、ヒトモジノグルグル、ピンポンダマ、ムキムキムッキー、モッチリ。
最後に
今回の兵庫競馬(園田・姫路競馬場)で印象に残ったのは、センベロです。名は体を表すというけれど、デビュー前の能力検査で内ラチに突っ込むというエピソードが、酔っ払いみたいで笑ってしまいました。
センベロ、笑ってゴメン。
応援しているからね。
以上、ウサピリカでした。
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