皆さん、こんにちは! ウサピリカです。
ツイッターの「おすすめ」にアドマイヤジュピタの名前があったので、何だろうと思って見たところ、今日ノーザンホーズパークで老衰のため亡くなったことを知りました。
前回記事でアドマイヤジュピタの姿を載せたばかりだったのに、あまりに突然で驚きました。
10日前に会った時は元気に草を食べてたんですけどね。
20歳だったそうです。
北海道も雪が降る季節になり冷え込むようになりました。
寒さが堪えたのでしょうか。
残念でなりません。
これからノーザンパークホースに行っても、もう会えないのかと思うと寂しいです。
2008年天皇賞(春)を制したアドマイヤジュピタのことをしっかり記憶に留めておきたいと思います。
安らかにお眠りください。
前置きが長くなりましたので、本題に入りたいと思います。
アドマイヤジュピタに会いに行く数時間前は、家で「ニシン漬け」をせっせと漬けておりました。
皆さん「ニシン漬け」ってご存じですか。
ニシン漁が盛んだった北海道の郷土料理で、大根やキャベツの他に身欠きニシン、糀などを使って作る北海道民だったら誰でも知っている漬物です。
我が家の食卓には欠かせない漬物で、毎年必ず作っています。
ざっくりしすぎですが、我が家流のレシピを紹介したいと思います。
ニシン漬けの材料
身欠きニシン、大根、キャベツ、ニンジン、しょうが、昆布、鷹の爪、糀、塩。
大根は干しておくか塩漬けにします。(我が家では3%のあら塩であらかじめ漬け込んでおきました。)
身欠きニシンは、米のとぎ汁に一晩漬けておき、柔らくなったら鱗を除いてカットしておきます。とぎ汁につけておくことで発酵が進みます。
ちなみにですが、今回漬け込むキャベツとニンジンは、この倍の量になります。同じ量のキャベツとニンジンが写真外でスタンバってます。
漬け込み
大根は重さの3%の塩ですでに漬け込まれているので、残りのキャベツとニンジンの量に対しての3%の塩で漬け込んでいきます。
大根、キャベツ、ニンジン、身欠きニシン、塩、糀、しょうが、昆布、鷹の爪の順に、何層も繰り返して漬け込んでいきます。
時々順番を間違えたりしますが、まぁ、そこは適当に…(笑)
↑の写真は、5層重ねた量です。
まだまだイケそうなので、写真に写っていないキャベツとにんじんも投入します。
結局、一斗(18L)樽分の量になりました。
我が家では皆大好きなので、こんなに漬けても2月には大体無くなってしまうのです。
袋を縛って重しを載せます。
物置の中で1か月くらいしたら完成です。(12月15日くらいから食べられそう。)
「おいしくなーれ💛おいしくなーれ💛」
メイド喫茶のメイドみたいに、ぶつぶつ言いながら物置に運びました(笑)
昨年は、暖冬気味だったので酸っぱくなるのが早かったです。私だけがそうなのかと思ったら、近所のお寿司屋さんのニシン漬けも早くに酸っぱくなったそうです。
出来上がりの良し悪しが気候や気温に左右されるのは、パンや味噌だけじゃなく漬物もそうだったんですね。発酵食品と言われるものは、その年によって微妙に味が変わるので、この歳はどうなるか楽しみです。
アドマイヤジュピタに最後に会った日に漬けたので、この漬物を「アドマイヤジュピタ記念ニシン漬け」と名付けようと思います(笑)
食べるたびに思い出しそうです。
以上、ウサピリカでした。