【令和5年11月12日更新】
皆さん、こんにちは! ウサピリカです。
面白い名前の競走馬シリーズ、今回は高知競馬です。 高知競馬には令和5年11月10日現在、703頭の競走馬が登録されています。
更新前(令和4年8月)の記事で、13頭の競走馬を紹介しましたが、今回調べてみたところ11頭が登録抹消(登録抹消5頭・移籍5頭・退厩1頭)となっていました。
1年3カ月も経過していたのである程度は覚悟はしていたのですが、まさか2頭しか残っていないなんて。
本当に厳しい世界です。
残った2頭に今回新たに加わった競走馬は12頭でした。
さて、どんな名前があるのでしょうか。14頭の名前をさっそく見ていきましょう!
(令和5年11月10日現在、高知競馬に登録されている競走馬で記事を作成しています。記事をお読みになる時期によっては抹消されていたり、移籍で他の所属となり重複して載っている場合があることをご理解ください。)
- イロメガネ
- カッテミル
- キゾク
- コーヒーソフト
- シュクメルリ
- ガレージドライブ
- ナノハナバタケ
- ハチキンムスメ
- ヒノタマボーイ
- ビーチサンダル
- メガフロート
- ヤマワラウ
- ヨルノジョーオー
- ミサイルマン
- 登録抹消になった馬たち
- 最後に
イロメガネ
【父】ヴァンセンヌ
【母】イロジカケ
母親の名前が「イロジカケ」。イロジカケから生まれた競走馬には「イロゴトシ」「イロゴノミ」「イロエンピツ」など、「イロ」にこだわりを持ったネーミング多いです。
そんな名前をつける馬主さんは、いったい誰…、
「チーママ」「トクベツノカンケイ」「ホスト」「リャクダツアイ」のオーナーでもある内田玄洋さんでした。
納得です(笑)
カッテミル
【父】トゥザグローリー
【母】ディスグラース
名前の由来は「勝ってみる」だそうです。馬「今日は気分が乗っていたから、ちょっとレースで勝ってみたよ~(〃▽〃)ポッ」なのか、観客「今日、あの馬に賭けて買ってみる?」どっちなのでしょうか。
自在に勝ち負けを操ることが出来たらいいのですが。
私はてっきり「(馬券を)買ってみる」の意味だと思ってました。
キゾク
【父】マクフィ
【母】ルナーコロナ
名前の由来は、「血統、家柄の良い人」です。高貴なお方なので、騎手が鞭を入れるのをためらいそうな名前です。
コーヒーソフト
【父】リオンディーズ
【母】ルミナスハッピー
名前の由来は 「珈琲のソフトクリーム」です。コーヒーソフトクリームを食べながらレースを見たくなります。可愛い名前です。
シュクメルリ
【父】ダンカーク
【母】シェーンフレール
鶏肉とガーリックソースを使ったジョージア(国)の料理です。日本でもここ数年で広く知られるようになってきましたね。
でも、なんでこれを馬につけようと思ったのか…。
ガレージドライブ
【父】エイシンフラッシュ
【母】スパニッシュソウル
「俺の愛車はこれだぜ」とガレージを開けたところ、そこにいたのは「ヒヒーン」といななく競走馬でした。そんな想像をしてしまいました(笑) 車のない時代はやっぱり馬ですよね。血統の良い馬を持っているということは、今でいうところのポルシェやジャガーを持っているような感覚なんでしょうか。
ナノハナバタケ
【父】メイショウサムソン
【母】ハッピーディレンマ
名前の由来は 「菜の花畑」です。菜の花畑が似合う可愛い牝馬なのでしょうか。きっと菜の花が好きでムシャムシャ食べていたのかもしれません。
ハチキンムスメ
【父】パドトロワ
【母】ブルーブルチャンネ
名前の由来は 、『土佐の方言で「勝気な女衆」の意+娘』だそうです。元気がありそうな牝馬です。きっと自分の前を走る馬がいたら許せないタイプかもしれません。競走馬にはふさわしい名前かも。
ヒノタマボーイ
【父】ヴィクトワールピサ
【母】ブラッキーピサ
名前の由来は「火の玉+少年」です。 1982年~1985年にかけて少年サンデーに連載された「火の玉ボーイ」でしょうか。主人公の少年・火野玉男(自称「火の玉ボーイ」)には、異常なまでのハングリー精神があるそうなので、その調子で頑張ってください。
もしかして、鈴木慶一とムーンライダースの「火の玉ボーイ」じゃないですよね。
ビーチサンダル
【父】ビーチパトロール
【母】レディービスティー
父親が「ビーチパトロール」なので、ビーチつながりですね。アキロッソに言わせればこの「ビーチパトロール」と言う名前、かなりの変態臭がするのだとか。ビーチパトロールと称して、ビキニのお姉ちゃんを探して砂浜をうろつく姿しか頭に浮かんでこないらしい。(そんなこと考えてるオマエの方が変態だW)
メガフロート
【父】ノヴェリスト
【母】エリモアクアポリス
名前の由来は、「巨大な人工浮島。母名より連想」だそうです。母親の名前が「エリモアクアポリス」。襟裳の人工水上都市・海上施設という意味でしょうか。
まぁ、襟裳にそんなところはないですけどねW
アクアポリスもメガフロートも海に浮かぶ人工建造物ということで、競馬界の荒波に揉まれながらも逞しく成長してほしい気持ちが込められていたりして…と勝手に想像しています。
ヤマワラウ
【父】グレーターロンドン
【母】マジックルーラー
俳句の春の季語「山笑う」は、春が来て緑が芽吹き、山々の風景が明るくなる様子を言います。
生命力にあふれたこの季節ように丈夫で強い馬になって欲しいという思いと、周りから笑顔で祝福されるような馬になって欲しいという思いが感じられます。
私の勝手な想像ですけどね。
ヨルノジョーオー
【父】アポロケンタッキー
【母】アドヴァンテージ
地方競馬のレースにはナイターがあるので、夜の女王として君臨してほしいですね。ただ、馬主さんがイロメガネのオーナー・内田玄洋さんなので、そんな意味じゃなくて、別の意味の「夜の女王」なのかなと思ったりしました。騎手から鞭を借りれるしね(笑)
ごめんなさい…。(笑)
ミサイルマン
【父】カネヒキリ
【母】フジヤマサクラ
ザ・ハイロウズの曲「ミサイルマン」だったら面白いと思いました。ジャングルポケット産駒やマッハタンカフェ産駒より安値で購入し、セレクトセールのカタログに載っていない馬とも読み取れますが…。しかも売れ残りでしょうか。
歌が先に存在していたので、そもそもが馬とは全く関係ない曲だと思いますが。競走馬を思わせる単語が歌詞にいくつもあるので、面白いなと思いました。このミサイルマン(競走馬)は、実際どうなんでしょうか。
登録抹消になった馬たち
2022年8月3日更新時に載っていた競走馬。
2023年11月10日現在での状況です。
【登録抹消】イタズラウナギ、ウッチャリ、オンラインパワー、スケロク、スワンボート、センシャ、ベーカリー、マエムキ。
【退厩】サイモンシナモン
【移籍】プレミアムマンゴー、トラストミー
2021年の記事に載っていた競走馬
2022年8月に確認した時の状況です。
【登録抹消】キンプリ、ガチャピン、ケンコンイッテキ、シカイリョウコウ、マタタビニャンニャン。
【移籍】カガストロング(佐賀)、ガンバルン(岩手)
【退厩】キキキキン、ギリニンジョウ。
最後に
今回、印象に残ったのはイロメガネとヨルノジョーオーでした。
イロメガネ自体は別に深い意味はないと思うのですが、近新馬や母親の名前をいっしょにみると凄そうな一族だなと思ってしまいます。
ヨルノジョーオーも馬主が内田玄洋さんということで、狙ってつけていること間違いなしです(笑)