皆さん、こんにちは! ウサピリカです。
2021年7月27日に世界遺産に登録された「北海道・北東北の縄文遺跡群」の一つで、敷地内には「北黄金貝塚情報センター」(無料)もあります。
今回は、「北黄金貝塚公園」をご紹介したいと思います。
北海道・北東北の縄文遺跡群
約15,000年前~約2,400年前までの間に赤枠の中に出来た遺跡を「北海道・北東北の縄文遺跡群」といい、今回訪ねた「北黄金貝塚」は、紀元前5,000年~紀元前3,000年前の遺跡になります。
この中では、三内丸山遺跡がなんといっても有名ですが、その周りにこんなに多くの遺跡があったんですね。
北黄金貝塚
「北黄金貝塚情報センター」の近くにも駐車場はありますが、私が行ったのは「北黄金貝塚公園」側にある駐車場です。
ここから公園に入ります。
なだらかな丘に貝塚があるようです。まずは、坂道を上っていきましょう。
2~3分で到着です。ありましたよ。ホタテの貝殻だらけですね。!
紀元前5,800年前のもので、ホタテの他にクジラ、オットセイ、マグロの骨やウニの殻などが出土しています。
貝塚の上には、鹿の角や頭蓋骨が凄くたくさん落ちています。
少し離れたところに、5カ所の中で一番古い貝塚があります。
紀元前6,300年のものでハマグリが多く採れたようですよ。
「縄文の森散策路」っていうんですね。
歩いていてとても気持ちの良い場所でした。
およそ400m先には太平洋・噴火湾があり丘の上から海を眺めることができます。いい場所です。許されるのなら、ここに家を建てて住みたいくらいくらいでした。
ここでホタテやカキ、ウニなんかを食べていたんですね。縄文人はセレブ生活を送っていたようです(笑)
下に降りて行くと茅葺の竪穴住居が…。
三棟ありました。
おじゃましまーす。
住居それぞれに鹿の頭蓋骨と角が置かれています。
中央には焚火が…。
冬はきっと寒かっただろうな…。隙間風がビュービューと入ってきそう。
丘から下へ降りて、振り返るとさっき歩いていた貝塚が見えます。丘の上の白っぽくなっているところが貝塚です。
北黄金貝塚情報センター
公園内には、北黄金貝塚情報センターがあり無料で見ることができます。
熊と鹿のはく製は、ひょっとして北海道お決まりの展示物でしょうか…。どこの博物館や歴史館を訪ねてもまずありますね。
↓↓↓↓↓↓地層にホタテ、カキ、ウニ、あさり、オットセイ、土器などが埋まっています。
良いものを食べていたんですね。
特にウニはうらやましいです。
最後に
小川があったり、なだらかな丘があったりと自然環境が抜群に良いので、この場所を気に行ってしまいました。ここに家を建てて住んでみたいと思ったほどです(笑)
昔は海がもっと近くにあったと思うので、当時の環境はもっと素晴らしかったかも。
美味しい海産物も食べることが出来て、縄文人がちょっとうらやましかったですね。
さすがに、竪穴住居は遠慮したいけど…。
以上、ウサピリカでした。