皆さん、こんばんは! ウサピリカです。
北海道は間もなく雪の季節がやって来ますが、自宅の隣にある公園のモミジは、まだ紅葉が残っており、なんとか頑張ってくれています。
こちらは、我が家の五葉ツツジとコラボ!
モミジはここだけでなく他にもあるので、我が家の庭に大量のモミジの種が飛んできます。
知らない間に、モミジの芽が顔を出しているようです。
こんな状態のモミジが、あちらこちらにあるんですよ。苗にして売ろうかなと思うほどです(笑)
小さいけど、一丁前に紅葉もするんだ…。
発見するたびに苗を引っこ抜くようにしています。
そして、もう一つ我が家の庭を困らせているのが、胡桃の木です。
もともと庭には、胡桃の木なんて植えていないのですが、ここ2~3年胡桃の芽があちこちから顔を出し、うっかりすると苗木になってしまうんです。引っこ抜くのも大変です。
庭に植えていないのになぜ、生えてくるのか?
原因は、エゾリスです。5年ほど前の雪が降り始めた時期に、2匹のエゾリスが毎日のように庭にやって来ました。
最初の頃は、眺めるだけだったのですが、庭に来ても食べるものが何もないのでかわいそうになり、山で拾ってきた胡桃を来るたびに与えました。一日10個くらいです。
与えてもほとんど食べずに、木の根元や土の下に穴を掘って埋めてしまいます。枯れ葉なんかも覆いかぶせて丁寧なお仕事ぶりでした。
やがてやって来る本格的な冬に備えて食料をため込んでいるようでした。「貯食」と言うそうです。
一週間ほどで手元の胡桃がなくなったので与えないでいると、今度は今まで埋めた場所を掘っては、胡桃を取り出して食べるようになりました。
ただ、掘っても出てこない時もあり、はっきりと記憶していないのかな…、と思うことがありましたね。
よくよく調べてみると、リスって自分が餌を埋めた場所は、4割ほどしか覚えていないそうで、あとの6割は忘れてしまっているそうです。
いやーん、うそでしょー(´;ω;`)ウゥゥ
6割ってことは、一日10個×7日×0.6=42個、42個?
「42個も庭に残ってるんかーい!」
思わず、叫んでしまいました。
その6割は、春になって土の中から芽を出し大きな木に成長していきます。森の中でリスは、重要な役割を担っていたのね! ドングリや胡桃をあちこちに埋めて森の維持に一役買っていたんですね。
って、言っている場合ではないぞ!
我が家の庭が森林のようになってしまうんやないかーい!
雪の積もった庭を掘るわけにもいかず、そのままにしていたら1~2年後にあちこちから芽が出てくる出てくる…。
見つけるたびに胡桃の苗を引っこ抜きましたよ。今でも時々発見することがあります。
うっかり自然に生きるエゾリスにエサを与えてしまったのが、いけなかったんですね。反省しましたね…。今度エゾリスが来ても見ているだけにします。
以上、胡桃の木に悩まされているウサピリカでした。