今から、半年前のことです。
就寝中、夜中の3時ころだったと思います。久々に金縛りにあいました。
金縛りというと、錯覚だとか脳や体が疲れているからなるとか、様々な説があります。実際そのようなケースもあるかと思います。でも、それがすべてではないような気がします。
私自身は、金縛り中に感じたことや直感を信じて行動を起こした結果、悩んでいた問題が解決したり、良くないことが立て続けに起きた時に何が原因だったか分かってしまったりすることがあったので、疲れや病気説だけではないのかもしれないと思っています。
もちろん、怖い体験もありました。
少し話がそれてしまいましたので、戻しますね。
先日の私の金縛り体験、興味のある方は読んでいただければ嬉しいです。
金縛りの予兆
就寝中の午前3時ころだったと思います。いきなりラジオの雑音か、はたまた砂嵐のようなザアーという音が耳元にだんだん迫ってきました。ああ、この音が聞こえてきたら、金縛りがやってくるー! 何とかして逃れないと。そう思いましたがダメでした。
久しぶりに来たなと思いながら、少しでも動こうと抵抗していると遠くの方から、出ない声を無理やり絞り出すように、あらん限りの声で私に訴えかけてくる人がいました。でも、姿は見えません。なにか別の世界から訴えているように感じました。
金縛りの時に聞こえてきた声の主
よく聞いてみると、
「〇〇子っ、〇〇子ー!、〇〇子ー!、〇〇子!」と、私の妹の名前を連呼しているのです。しかも訴えかけてくる声の主は、数年前に亡くなった私の母の声。
あの世から、私に聞こえるように声を絞り出しているかのように聞こえました。
きっと亡くなった母は、独身で一人暮らしの妹のことが心配で私に訴えかけてきたんだろうと思い、心の中で「わかった、わかった。○○子のことが心配なんだよね? とりあえず、明日連絡を取ってみるからね。」と念じたところ、金縛りが解けました。
妹に連絡を取る
翌朝、妹にラインで連絡をとりました。
私が「なにかあった?」と尋ねると、付き合っていた彼氏と結婚をすることにしたので会社を辞めることになったとのこと。決断したばかりで、近いうちに私に話すつもりだったそうです。
その話を聞いてひっくり返りそうになりました。
ずっと、頑なに仕事を辞めたくないからと彼氏のプロポーズを断っていたのに…。
彼氏の仕事は自営業なので、結婚するなら仕事を辞めて手伝わなければならないとのこと。そこまでの決断がつかないので、たぶん一生、会社勤めで終わるんだろうと本人も思っていたはずなんですが、心境の変化があったそうです。
会社で心境の変化になるような出来事があったそうです。ここで詳しいことは言えませんが。
「今までの自分を卒業して、次の新しい人生を歩むということなんだね? 仕事辞めて後悔しない?」と尋ねると「うん。大丈夫。」と返ってきたので一安心しました。
人生の選択を決断した妹を気にかけてあげて欲しいという母親の思いが、夜中の金縛りという現象になったのかなと感じました。亡くなっても気にかけてくれる母がいる妹は、ある意味うらやましかったですね。
長女はつらいよ
母の必死の声は、私のことなど眼中にないようでしたW
とにかく、亡くなった母の代わりに長女の私が頑張って動いてほしいと言っているようにしか聞こえませんでしたW
妹からも私が母がわりのようなもんだからと、ことあるごとに言われます。正直、荷が重いのですが、妹のためなら頑張らないといけません。
コロナの影響もあって、結婚式はどのような形になるかわかりませんが、その時が来たら、私が母の代わりとして役目を果たさなければならないのだと言い聞かせているところです。
どこかで母が見ているような気がするので、ダメ出しされないよう頑張ろうと思います。ヽ(^o^)丿
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