皆さん、こんにちは。ウサピリカです。
先週の土曜日は、北海道共和町の神仙沼に行ってきました。
神仙沼はチセヌプリという山にある沼で、ニセコの沼の中では最も美しく神秘的な雰囲気があります。神仙沼の紅葉の見ごろから一週間を過ぎてしまいましたが、まだ見れるんじゃないかなと期待してのドライブでした。
札幌から中山峠、道道66号岩内洞爺線(パノラマライン)を通り共和町へ向かいます。途中、羊蹄山が見えました。なんと山頂は雪が降っています。この日はとても寒かったんですよね。
10月下旬だというのに、冬の足音がひたひたとやって来ています。途中、真狩の真狩豆腐工房・湧水の里に立ち寄って豆腐を購入。
真狩豆腐工房・湧水の里の記事はこちら↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
札幌を午後に出発したので、あまり寄り道している暇はありません。帰りのことを考えると午後3:30までには到着したいと思いながらの運転です。
チセヌプリという山を車で登り始めてすぐに、なんだか様子が怪しくなってきました。
標高が高くなり木が少なくなっているうえに、広葉樹の葉がすべて落ちてしまってます。おまけに厚い雲が覆っていて、いつ雨が降って来てもおかしくない状態です。
(えっー、はげ山みたいになってるー。なんか荒涼とした風景だなー。やっぱり紅葉は終わっていたんだ。)
そんなふうに思っていると、なんと雪が落ちてきました。
(ヤバい! 雨じゃなく雪? どうしよう…。夏タイヤのままで来てしまった。そういえば最近の天気予報で「峠越えする車は冬タイヤに交換を!」と言っていたではないか…。)
(んんー、どうしよう~。登ろうか、戻ろうか…。)
雪は、ちら…、ちら…、と降ってはアスファルトで消えていくので、進むことにしました。もちろん運転は慎重にします。
10分後、やっと駐車場に到着です。
雪で路面も駐車場も濡れています。
神仙沼の入り口は、駐車場の道路を挟んで反対側にあります。
それでは、行ってきまーす。
雪がまだ解けずに、残っていますよー。 ああ、寒い寒い…。
まさか、こんな天気になるとは…。
私たち(私と息子)が、入口に入って間もなくすぐ後ろから、きゃっきゃと賑やかにやって来る一団の声が聞こえてきました。
振り返ると一団ではなくカップルでした。
カップルでこんなにうるさいんか…。しかも、きゃっきゃしているのは欧米人の若い彼氏。静かな遊歩道にテンション高めの声が四方八方に響き渡ります。お薬でもやっているのか…。うるせー! と心の中で毒づいておりました(笑)
うるさいので、息子と200mくらいダッシュして遠ざかりました(笑)
ダッシュしたかいあって、割と早めに沼の近くまで来ました。確か700mくらいの距離があったはず。
沼の気配がします。
やっと到着でーす。
残念ながら、鉛色の風景です。曇りがちで雪がチラついているし、紅葉はすべて落ちちゃったし…。
んん…、まあ、これはこれで趣があるということで!
日が暮れるまでに車で山を下りたいので、早めの退散です。気温が下がると濡れた道路がブラックアイスバーンになるかもしれません。急げ―!
私たちが沼から離れた時に、やっとさっきのカップルが入れ違いにやって来ました。相変わらずにぎやかです。こんなに寒いのに元気いっぱいなのは羨ましい限りです。いろんなところで写真を撮りまくっては大爆笑しています。いったい何がおかしいのか。まあ、人それぞれですね。
やっと駐車場に戻り、なんとか無事に山を降りることができました。雪も激しくならずにホッとしました。下に降りると、晴れ間が見えてそんなに天気が悪くなかったんですよね。
帰り道は「道の駅ニセコビュープラザ」に立ち寄って、にんにく、じゃがいもを買いました。
直売所はハロウィーンムードでしたよ。
なぜか、かぼちゃを見てホッとしました。神仙沼では鉛色の世界だったからでしょうか。暖色っていいですね。オレンジ色に癒されたのは初めてのことです。
これから中山峠を超えて帰る元気を貰いました。
次回は紅葉の時期を狙って行きたいものです。来年への宿題ですね。それでは!
以上、ウサピリカでした。
神仙沼
郵便番号:〒048-2201
住所:北海道岩内郡共和町前田