皆さん、こんにちは!
ウサピリカです。
北海道日高のうらかわ優俊ビレッジAERUに行ってきました。緊急事態宣言が出される前のGWのことです。広い牧場で密になることはないし引退名馬の見学も可能でしたので思い切っていってきました。
昨年の夏にも行っているのですが、その時はスズカフェニックスとタイムパラドックスの2頭がどちらも栗毛でとても似ているため、どっちがどっちなのか、まったく分からなかったんですよね。
ずっとモヤモヤしていたんですが、今回訪ねてみてやっと分かりました✨
昨年訪ねた時↓↓↓↓↓↓↓
優駿さくらロード(西舎桜並木)
引退名馬がいるのは、浦河の優駿さくらロード(西舎桜並木)のすぐそば。北海道では桜の名所としても有名な場所です。
町道の西舎振別線からJRA日本中央競馬会日高育成牧場にかけての約3Kmに及ぶ桜並木が見ごろを迎えていました。毎年5月にこちらで「優駿の里 浦河桜まつり」が開催されるのですが、2021年は中止でした。残念!
さっそく道路から看板が見えます。
ああ、ワクワクしますね。
早くお馬さんに会いたいけど走ってはいけません。
見学する時のマナーで「牧場見学の9箇条」というのがあるんです。最低限守らなければならないルールで、大声を出したり大きな音を鳴らすのは馬をパニックにさせてしまうので注意しなければなりません。
ゆっくり歩いて行くと引退名馬3頭を紹介する看板が見えてきましたよ👀
ウイニングチケット
1993年の東京優駿(日本ダービー)、弥生賞、京都新聞杯などで優勝しています。
桜が咲く牧場で短い草を一心不乱に食べていました。この頃は北海道にやっと春がきたという時期なので、草がそんなに伸びていません(笑)
草を食べている様子を見ていたら、こちらにやって来ましたよ。
「チケゾー、こんにちは!」
ああ~、なんて可愛いんでしょう!
もうたまりませんね。
31歳のお爺ちゃんです。競走馬の中ではかなりの高齢ですが元気そうです。
レイパパレはひ孫
2021年6月27日の宝塚記念では3着でしたが、それまで6戦6勝の成績だったレイパパレのお祖母ちゃんの父親なんですよ。最近のスマホゲーム「ウマ娘」の影響で再び脚光を浴び、見学者が増えているようです。
スズカフェニックス
こちらは、スズカフェニックスです。
2007年の東京新聞杯、高松宮記念、阪神カップなどで優勝しています。
私たちが近くまで行くと、すぐにやって来ました。
「元気そうだね。スズカフェニックス!」
去年来たときは、タイムパラドックスと似ているので区別がつかなかったけど、今回はわかっちゃったもんね~。
同じ栗毛で額の白い模様も似ているから、分からなかったけど頭に取り付けた馬具の色で分かりましたね。(結局、馬だけで判断できていない…笑)
このグリーン系の頭絡(とうらく)を付けているのがスズカフェニックスなんです。
う~ん、きゃわいい!
タイムパラドックス
2004年から2005年にかけて、ジャパンカップダート、川崎記念、帝王賞、JBCクラシックなどで優勝しています。
スズカフェニックスに似ているんです。
タイムパラドックスの頭絡(とうらく)は茶色なんですよね。
2頭並んだら区別がつきません(笑)
この2頭はとても仲良しで、いつもいっしょに過ごしていますね。
「タ、タイムパラドックスさん、柵の外の草にまで手、いや口を出すんですか。」
過去の栄光、かなぐり捨てていますね(笑)
最後に
タイムパラドックスとスズカフェニックスの区別がつかず、昨年からモヤモヤしていた私。今年看板を見てやっと分かってスッキリしました。
通常、競走馬の牧場の見学は、出産の時期に当たる夏頃までは中止にしていることが多いんです。しかも今年は緊急事態宣言の影響もありほとんどの牧場見学ができません。そんな中で見学ができた数少ない牧場が、この「うらかわ優俊ビレッジAERU」です。馬好きにとっては貴重な場所です。さすがに緊急事態宣言期間中には行きませんでしたが…。
今年2回目の訪問を近々にしたいと考えているところです(笑)
その時は、センターで専用のにんじんを買って食べさせてあげたいと思います。
以上、ウサピリカでした。