皆さん、こんにちは! ウサピリカです。
今日は、菊花賞でコントレイルが無敗で三冠達成するという快挙を成し遂げました。
2着アリストテレスとは、クビ差(80㎝)で最後まで目が離せないレースでしたね。今回のコースはコントレイルが苦手とするコースと言われていたようですが、それでも1着です。
無敗で三冠制覇はシンボリルドルフ、父ディープインパクトに次ぐ快挙です。しかも、このコントレイルは父がディープインパクト。父子で無敗三冠制覇は世界的な快挙です。
コントレイルとは
コントレイルとは、フランス語で飛行機雲を意味します。
2017年4月1日生まれの牡で3歳。
馬主 前田 晋二
生産者 株式会社 ノースヒルズ
生産地 新冠町
三冠とは
日本中央競馬会(JRA)が施行するレースで、皐月賞・東京優駿(日本ダービー)・菊花賞のGⅠ(重賞)レースを三冠と言います。参加資格が3歳の牡馬、牝馬です。
歴代の三冠達成馬は、次のとおりです。8頭のうち無敗三冠はコントレイルを含め3頭だけです。これを父子で達成ってほんとに凄いことですよね。コントレイルは6戦全勝で菊花賞に挑みましたので、これで7勝ということになりますね。
- 1941年 セントライト
- 1964年 シンザン
- 1983年 ミスターシービー
- 1984年 シンボリルドルフ(無敗三冠)
- 1994年 ナリタブライアン
- 2005年 ディープインパクト(無敗三冠)←父
- 2011年 オルフェーヴル
- 2020年 コントレイル(無敗三冠)
ディープインパクトの血統
2020年の菊花賞では、ディープインパクトの血を引く競走馬が18頭中、コントレイルを含め7頭もいました。番号は枠順です。
- ディアマンミノル
- ガロアクリーク
- コントレイル (父ディープインパクト)
- マンオブスピリット
- サトノインプレッサ (父ディープインパクト)
- ヴェルトライゼンデ
- ダノングロワール
- ディープボンド (父キズナ→キズナの父がディープインパクト)
- アリストテレス (母の父がディープインパクト)
- サトノフラッグ (父ディープインパクト)
- バビット
- レクセランス (父ディープインパクト)
- ロバートソンキー
- ヴァルコス
- ブラックホール
- ターキッシュパレス
- キメラヴェリテ (父キズナ→キズナの父がディープインパクト)
- ビターエンダー
こんなにいたんですね。凄いですねディープインパクトって…。
コントレイルと最後まで競ったアリストテレス、なかなかすごい馬だなと思っていたら、こちらもディープインパクトの血を受け継いでいたんですね。それだもの凄いはずですよね。
菊花賞結果
1~4着までがなんと、ディープインパクトの子孫たちで占められています。
- コントレイル
- アリストテレス
- サトノフラッグ
- ディープボンド
- ブラックホール
- ロバートソンキー
- ヴェルトライゼンデ
- ヴァルコス
- ガロアクリーク
- バビット
- マンオブスピリット
- サトノインプレッサ
- ディアマンミノル
- ターキッシュパレス
- ダノングロワール
- レクセランス
- ビターエンダー
- キメラヴェリテ
コントレイルもすごいけど、「ディープインパクトって凄くない?」って、今更ながら思います。2019年7月に頸椎骨折で安楽死しましたが、その存在は生きている時よりも大きく感じます。
次走は?
まだ、決定はしていませんが菊花賞の後は、11月29日のジャパンカップ(東京、GI、芝2400メートル)を視野に入れているそうです。菊花賞後、何も問題がなければおそらくコントレイルが出てくるかもしれませんね。
父親ディープインパクト譲りの飛ぶように走るコントレイルの雄姿を見ることができるかもしれません。そして無敗記録の更新が出るかどうか、とても楽しみです。
以上、ウサピリカでした。