皆さん、こんにちは!
ウサピリカです。
今回は、今年4月に行ってきた北海道苫小牧市の「ノーザンホースパーク」の様子をご紹介します。
「ノーザンホースパーク」は、社台グループが経営する馬と触れ合うことが出来る体験型のテーマパークです。馬車、ひき馬、乗馬レッスン、ホーストレッキング、サイクリング、アーチェリー、パークゴルフなど大人も子供も楽しめる施設となっています。
厩舎も見学ができるので、かつてG1で活躍した懐かしの引退競走馬たちにも会うことが出来るんですよ。競馬好きの人には、たまらない場所になること間違いなしの場所です。
ノーザンホースパークの見どころを数回に分けてご紹介していきたいと思います。 今回の一回目は、ホースギャラリーの様子とディープのお母さんウィンドインハーヘアをご紹介します。
ホースギャラリー【アーモンドアイ】
ホースギャラリーでは、アーモンドアイにちなんだ貴重な品々が展示されています。(こちらは、3年7月19日までの展示となっています。)
日本の競馬史上で初めて芝G1を9勝したアーモンドアイ。
G1レースで獲得したトロフィーや、レースで身に着けていたゼッケン、2019年のドバイターフで優勝した時に装着していた蹄鉄が展示されています。
目を引くのは優勝レイ。2020年のヴィクトリアマイル・天皇賞(秋)・ジャパンカップのものです。日本競馬史上初めて3頭の三冠馬が出走した歴史的なレース・ジャパンカップは、まだ記憶に新しいところですね。
2020年のジャパンカップ後は、引退し繁殖牝馬として北海道安平町のノーザンファームで過ごしています。元気にしているでしょうか。
ホースギャラリー【オルフェーブル、ジェンティルドンナ】
左側、文字が隠れてしまいひどい写真になっていますが、ゼッケンにはおそらくオルフ―ブルと書かれているハズです。オルフェーブルの写真も柱の陰になってしまいました。
2011年史上七頭目の三冠馬(皐月賞、東京優駿、菊花賞)となったオルフェーブル。引退後は、種牡馬として北海道安平町の社台スタリオンステーションで過ごしております。
右側は、史上四頭目の牝馬の三冠馬ジェンティルドンナのコーナーとなっています。
ホースギャラリー【ディープインパクト】
もう亡くなっていますが、やっぱりディープインパクトは特別ですね。
シンボリルドルフ以来、日本の競馬史上で2頭目となる三冠達成(しかも無敗)をしています。凄すぎますね。このような馬は、もうなかなか出てこないのではないでしょうか。
2005年三冠を制した時の優勝レイ。
「応援ありがとうございました」で、もう涙が出そうになります。
お父さんのサンデーサイレンスは、2002年に亡くなっております。とても気性が荒かったといいます。ホースギャラリーの一角に、馬房にいるお父さんが再現されていました。写真で見ると一瞬、本物のお馬さんと馬房かなと思いました。
ウィンドインハーヘア
ディープインパクトのお母さんです。アイルランド生まれでイギリスで調教されました。
こちらは、お父さんと違って本物ですよ。
ディープインパクトは亡くなってしまったけど、母親は元気にノーザンホースパークで余生を過ごしています。
他の馬やポニーたちといっしょに過ごしていました。
↑ポニーにかまっていたら、近くにやって来てくれました。
サービス精神旺盛のウィンドインハーヘア。実はこの時、他の観光客がずっとウィンドインハーヘアの前に貼りついて 離れなかったので、近くで写真を撮ることが出来ないでいたんですよね。
それで諦めてポニーと遊んでいたら、ウィンドインハーヘアが近くまでやって来てくれました。うれしかったですね。もしかして人間の考えていることがわかるのでしょうか。
今年で30歳を迎えるそうです。人間でいうと85歳のおばあちゃんですが、まだまだ若いです!おばあちゃんには見えませんね。
ディープの分まで、 出来るだけ長生きしてもらいたいですね。
セレクトセール鑑定台
ここノーザンホースパークは、日本競走馬協会のセレクトセールの会場にもなっているんです。いわゆるサラブレッドのセリ市ですね。この鑑定台の前で馬たちは競り落とされ、本格的な競走馬生活を送ります。
ホースギャラリーには、鑑定台のレプリカがあり自由に中へ入れるようになっています。ちなみにホースギャラリーがリニューアルされた2019年に、福永祐一騎手もこの鑑定台に入っているんですよ。
これを見て、ちょっとテンションが上がってきましたね。中に入ってハンマーを鳴らしてみたり、写真を撮ったりするのも良いのではないでしょうか。
ホースギャラリーの展示物は、変更となる場合があるそうです。また、7月10日(土)~13日(火)は、セレクトセールがノーザンホースパークで貸し切りで行われるため、臨時休業になるそうですよ。見に行こうと思っている方はご注意ください。
次回は、G1レースで活躍した引退競走馬を中心にノーザンホースパークをご紹介いたします。
以上、ウサピリカでした。
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