皆さん、こんにちは! ウサピリカです。
2023年2月に亡くなったウイニングチケットのお墓が春に完成したということで、静内の桜舞馬公園(オウマイホースパーク)へ行ってきました。
桜舞馬公園と書いてオウマイホースパークと読ませるなんて…、
なんて素敵なネーミングなのでしょうか✨
桜舞馬公園(オウマイホースパーク)とは
静内の二十間道路に面した場所にあり、春には約7Kmも続く桜並木が名所として知られています。
近隣には牧場もあり、名馬の姿を見学することも可能です。
まさに桜舞(オウマイ)な場所に馬の公園があるんです。
桜舞馬公園の駐車場
札幌から二十間道路に入ると牧場案内所の看板が見えて来るので、ここから右に進みます。
「牧場見学 受付➡」の看板が目印です。
駐車場内には、二十間道路牧場案内所があります。
牧場見学を希望の方は、ここで見学の予約ができます。
申込用紙に氏名・住所・電話番号を記入すると、案内所のスタッフから説明があり牧場内の地図を渡してくれます。
(見学可能なシーズン・時間は限られているので、必ず事前チェックを忘れずに)
桜舞馬公園内の様子
公園は、駐車場のすぐ隣にあります。
競走馬生産者団体が種牡馬シンジケートと静内町の協力を得て作った公園です。
「馬魂碑」や「功労種雄馬之碑」、「功労繁殖雌馬之碑」などがあり、偉業を成し遂げた優駿の功労を称える公園となっています。


多くの功労馬たちの名前が刻まれていました。
馬魂碑の裏には、亡くなった馬の鬣(たてがみ)やお骨を入れる扉らしきものが…。
毎年9月には功労馬慰霊祭が行われています。
ここにウイニングチケットのお骨が納められています。
2021年9月に行った時は、この公園に134頭の名馬の刻銘がありました。
毎年、新たに書き加えられます。
道の左右には、レースで活躍した馬の馬碑がありました。
テスコボーイの像


などの産駒を世に送り出し、種牡馬として活躍しました。
タマモクロス
1987年から88年にかけて大活躍した競走馬です。
1988年の天皇賞(春)、宝塚記念、天皇賞(秋)のGI3連勝を含む8連勝を挙げ、1988年のJRA賞年度代表馬、JRA賞最優秀5歳以上牡馬となりました。父・シービークロスと同じく愛称は「白い稲妻」。または「稲妻2世」。
一説には、漫画「みどりのマキバオー」のモデルと言われています。白い馬体とマキバオーの生い立ちがタマモクロスに似てるとか。
メジロライアン
1990年代に活躍しました。GⅠレースで優勝したのは1991年の宝塚記念のみでしたが、常に優勝候補でした。結果も惜敗が多く優勝争いに絡むことが多かったです。戦績に刻まれるGⅠレース優勝の数は少ないですが、ファンが多く記憶に残る名馬なのではないでしょうか。
2016年3月に老衰でなくなりました。遺骨は、この公園ではなく、生まれ故郷・北海道伊達市のレイクヴィラファーム(旧メジロ牧場)の墓に納骨されています。
アンバーシャダイ・サクラローレル


【アンバーシャダイ】
1981年の有馬記念、1983年の天皇賞(春)で優勝し、産駒にメジロライアンがいます。2007年1月、放牧中に右肩を骨折し手の施しようがなかったため、31歳で安楽死の処置となりました。
【サクラローレル】
1996年の天皇賞(春)、有馬記念で優勝しています。種牡馬引退後は新和牧場にいましたが、2020年1月に老衰のため亡くなりました。
タイキシャトル
2021年に訪ねた時には、なかったタイキシャトルの馬碑。
(にんじん、カラスに食べられててるし…。お供えは禁止ですよ。)
2022年8月17日に老衰による心不全のため馬房で亡くなっていたとか。
13戦11勝という戦績は正しく怪物級です。
主な勝ち鞍は、
1997年・1998年マイルチャンピオンシップ
1997年・1998年スプリンターズステークス
1998年安田記念
1998年ジャック・ル・マロワ(フランスGⅠ)
ウイニングチケット
そして、2023年2月に亡くなったウイニングチケット。
「うらかわ優駿ビレッジAERU」に行けば会えたので、年に数回行っていました。
ついこの前まで元気でいたのに。
ここに眠ることになったんですね。
高齢なのでそんなに遠くない日に、この時が来ると覚悟はしていたけど、やっぱり悲しいです。
チケゾー、お疲れさまでした。
楽しい思い出をありがとう。
以上、ウサピリカでした。
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