皆さん、こんにちは! ウサピリカです。
コロナの影響で、昨年から引退競走馬を見学できる牧場がぐっと減ってしまい、寂しい1年半を過ごしておりました。
今年の見学も無理だろうと諦めていたところ、なんと緊急事態宣言が解除された10月1日から見学できる牧場があるじゃありませんか✨
※レックスは10月31日まで、アローは12月12日まで(11月からは土日のみ)


レックススタッドには、エイシンフラッシュやマツリダゴッホが、またアロースタッドには、ナカヤマフェスタ、ダノンプレミアムがいるんですよ💛
これは、行くしかない!
今を逃したら、また見学できなくなってしまう…。
(;´・ω・)
ということで、先日行ってまいりました。
題して「引退競走馬・牧場見学の旅(日帰り弾丸ツアー)」です🎉
牧場見学の予約するためには、当日に静内の桜舞馬公園(オーマイホースパーク)内にある二十間道路牧場案内所へ行かなければいけません。
ということで、今回は桜舞馬公園(オーマイホースパーク)の様子をお伝えしたいと思います。
牧場見学の旅・予定
朝の7:30にウキウキ気分で自宅を出発して、寄り道しながら10:00に到着しました。
しょっぱなから、予定が狂いまくりです(笑) 出発が遅れた上に寄り道をするなんて、ダメダメですね。
予定ではこんなふうに思っていました。↓↓↓↓↓↓
- 【7:00~9:30】札幌から新ひだか町静内・二十間道路へ移動
- 【10:00~11:00】二十間道路牧場案内所で牧場見学の予約&桜舞馬公園(オーマイホースパーク)の散策
- 【11:00~12:00】レックススタッド牧場見学
- 【11:00~15:00】昼食&うらかわ優俊ビレッジAERU功労馬見学(片道53Km往復)
- 【15:00~16:00】アロースタッド牧場見学
- 【16:00~17:00】静内から門別競馬場へ
- 【17:00~18:30】門別競馬場・食事
- 【18:30~20:15】自宅まで移動
超欲張りな内容となっています笑
片道約200㎞、往復で400㎞の距離を観光しながら車で移動です。
できればどこかに宿泊したいところだけど、家でうさぎのまるちゃんが留守番をしているので1日で帰らなければいけません。
今回は、目次2番にある二十間道路牧場案内所で牧場見学の予約&桜舞馬公園(オーマイホースパーク)の散策の様子をご紹介したいと思います。
二十間道路牧場案内所
静内の二十間道路は、左右の道幅が36m(二十間)あったことから二十間道路と呼ばれるようになりました。約7Km続く桜並木は桜の名所として有名で、毎年5月上旬には「しずない桜まつり」が開催されます。
桜のすぐ隣には牧場が広がっており、まさに桜舞馬な場所に公園があるのです。
10月現在の二十間道路。
二十間道路に入ると牧場案内所の看板が見え来るので、ここから右に進みます。
牧場案内所とトイレ。
ここで牧場見学の予約をします。
申込用紙に氏名・住所・電話番号を記入すると、案内所の人から説明があり牧場内の地図を渡してくれます。
レックススタッドの見学時間は11:00~12:00、アロースタッドは15:00~16:00。
今回お目当ての牧場は、どちらも二十間道路沿いにある牧場で、レックスは道路を挟んで向かいにあります。アローはここから車で2分進んだ二十間道路沿いにあります。
桜舞馬公園(オーマイホースパーク)
見学時間の11:00まで、まだ時間があるので駐車場のすぐ隣にある桜舞馬公園を散策です。
競走馬生産者団体が種牡馬シンジケートと静内町の強力を得てできた公園です。「馬魂碑」や「功労種雄馬之碑」・「功労繁殖雌馬之碑」などがあり、偉業を成し遂げた優駿の功労を称える公園となっています。


2021年9月現在、この公園に134頭の名馬の刻銘があります。毎年、新たに書き加えられるため今後も増えそうです。


種牡馬として功績を残したテスコボーイ。アイルランドから種牡馬としてやって来ました。
などの産駒を世に送り出し、種牡馬として活躍しました。
タマモクロス
1987年から88年にかけて大活躍した競走馬です。
1988年の天皇賞(春)、宝塚記念、天皇賞(秋)のGI3連勝を含む8連勝を挙げ、1988年のJRA賞年度代表馬、JRA賞最優秀5歳以上牡馬となりました。父・シービークロスと同じく愛称は「白い稲妻」。または「稲妻2世」。
一説には、漫画「みどりのマキバオー」のモデルと言われています。白い馬体とマキバオーの生い立ちがタマモクロスに似てるとか。
メジロライアン
1990年代に活躍しました。GⅠレースで優勝したのは1991年の宝塚記念のみでしたが、常に優勝候補でした。結果も惜敗が多く優勝争いに絡むことが多かったです。戦績に刻まれるGⅠレース優勝の数は少ないですが、ファンが多く記憶に残る名馬なのではないでしょうか。
2016年3月に老衰でなくなりました。遺骨は、この公園ではなく、生まれ故郷・北海道伊達市のレイクヴィラファーム(旧メジロ牧場)の墓に納骨されています。
アンバーシャダイ・サクラローレル


アンバーシャダイ
1981年の有馬記念、1983年の天皇賞(春)で優勝し、産駒にメジロライアンがいます。2007年1月、放牧中に右肩を骨折し手の施しようがなかったため、31歳で安楽死の処置となりました。
サクラローレル
1996年の天皇賞(春)、有馬記念で優勝しています。種牡馬引退後は新和牧場にいましたが、2020年1月に老衰のため亡くなりました。
その他の墓碑
写真右奥にある馬魂碑には、お骨や鬣(たてがみ)が収められ、毎年9月には功労馬慰霊祭が行われています。
多くの墓碑があり、全ての写真を写しきれませんでした。
競馬好きな方なら知っている名前が他にもあるのではないかと思いますので、興味のある方は、ぜひ行ってみてください!
最後に
レックススタッドの見学の時間となりましたが、続きは次回に!
以上、ウサピリカでした。